WARRIORS CRYING IN THE UNDERGROUND
2003/12/10入手(1999/6発売)総合評価=−点
1
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WARRIORS CRYING IN THE UNDERGROUND
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5点
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2
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BEATING WORDS
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5点
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2週間で限定2000枚がSOLD OUTしたとされる1stシングル。楽曲の出来は素晴らしく、両曲とも勢いがあり、並々ならぬ気合いが伝わる。
驀進する強力なリズム隊と深く歪んだRYOSUKEのギターが超攻撃的でメタリック。
リフもサイコウ。その後リリースされた作品に比べると音質は劣るが。
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BAT CAVE ROCKS(US盤)
2001/10/30購入(2000/10/24発売)総合評価=9点
1
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STONED PART1
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−点
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2
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DEEP CAVE
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5点
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3
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THE OTHER ONE ON MY MIND
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5点
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4
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BEATING WORDS
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5点
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5
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LONG LADDER
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5点
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6
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PEOPLE WHO SMELL LIKE SHIT
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4点
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7
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COCKROACH KILL
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4点
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8
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IN YOUR SPINNING BRAIN
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4点
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9
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THE MASSACRE
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4点
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10
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STONED PART2
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−点
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11
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WARRIORS CRYING IN THE UNDER GROUND(SINGLE VIRSION)(BONUS TRACK)
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−点
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12
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BEATING WORDS(SINGLE VIRSION)(BONUS TRACK)
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−点
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2001年の最も大きな収穫がこのバットケイヴとの出会いだった。
ヴォーカル、イカすリフ、パーカッシヴなリズム、そしてオリエンタルムードが漂うオリジナリティのある楽曲からステージパフォーマンスに至るまで、
何から何までがカッコ良く、本当に久しぶりに良いバンドを見付けたという思いでいっぱいだ。
本作は事実上再発となる1stのUS盤。1999年10月30日発売のオリジナル盤に、ボーナストラックが2曲、そしてレア映像
満載の"THE OTHER ONE IN MY MIND"のヴィデオが追加収録されている。名曲が多数収録されている本作は、名盤
と呼んでも差し支えないだろう。何回聞いても飽きることはないばかりか、聴き込むうちにどんどんハマっていってしま
った。
特に#2〜#5。リフも極上だが、唄メロも良い。ヘヴィネスの中にもキャッチーさを残しているところに思わず共感し
てしまう(僕もそんなバンドをやりたいから)。#5はメイデンの"ランニングフリー"を彷彿とさせる(僕だけか?)
爆走3連ナンバー。本編ラストの#9はRYO-SUKE(Gu)がDEATH FILE時代から温めていたという、しっとりしつつも
重いバラード。感情豊かなJIBIのヴォーカルが劇的な曲展開とリンクする、美しいナンバーだ。#1と#10は奇妙な
音が入っているが、なんだかよく分からない。ライターで火をつけるような音がした後ストローで何かを吸っているみた
いだけど…(怪)。なお、アルバムタイトルはMACHINE HEADのロブ・フリンが命名している。
本作を完成後に激しいメンバーチェンジが行なわれている。まずSUZUKI(Ds)が脱退、後任としてYU-SUKEが加入。
が、実家を継ぐため間もなく脱退、後任として元UP HOLDのKENJIが加入。そして元DUMMY SYSTEMのPONCHI(Gu)
が加入。その後GAMI(Ba)が脱退、後任として元ROOTSのWU-CHYが加入している。
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HE WHO CAN NOT BE NAMED
2001/8/10購入(2000/12/27発売)総合評価=−点
1
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WARRIOR'S CRY IN THE UNDER GROUND
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5点
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2
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SWEET DREAMS(EURYTHMICS)
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5点
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3
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FREDDY KRUEGER(S.O.D.)
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5点
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4
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WARRIOR'S(REMIX)
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4点
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5
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HE WHO CAN NOT BE NAMED
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5点
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ミニアルバム。 #1は既発のシングルヴァージョン。名曲です。#2はオムニバスアルバム「EVERY BEAT BOX」
(80'S全米ヒット曲カヴァーアルバム) に提供した音源で、EURYTHMICSのカヴァー。あまりにハマってるので僕は
彼らの曲かとずっと思ってました…。きっとかなりいじっているのでしょう。スゲーかっここいい曲で、特に中間パート
にゾクッとします。#3はS.O.D.のトリビュートアルバムに提供した音源。これもバットケイヴ色に染まっていてグーです。
#4は#1のリミックス。インダストリアルヴァージョンといったところか。
そして目玉となる新曲の#5。僕が初めて彼らのライヴを観た日にも演っていた曲です。ものスゴいインパクトが
ありました。
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DEATH ROCK MOVEMENT 2001
2004/7/17購入(2001/1/27発売)総合評価=−点
1
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THE OTHER ONE IN MY MIND/BAT CAVE
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5点
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2
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PRESENT MOMENT/マイナーリーグ
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5点
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3
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記憶の持続性/SPANAM
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4点
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4
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THE PRINCESS OF THE DARKSIDE/GERONIMO
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3点
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2001年に発売された若手4バンドによるスプリット。
バットケイヴは1stアルバム収録のキラーチューンをアレンジし直し、再録したものを提供。
CDに表記はないが、"DEEP CAVE"とのメドレー形式となっている。これが最高にカッコよく、さらに破壊力を増している。
が、本作発表後にKENJI(Ds)脱退、YU-SUKE復帰、またRYOSUKE(Gu)が脱退している。
#2はその後フルアルバム「攻め」に収録されるマイナーリーグのキラーチューン。オープニングに悶絶です。
#3はライヴで驚異的な盛り上がりを見せるスパナムのハイテンションな楽曲。秦の唄がかなりアツい。
#4は勢いに満ちたジェロニモのハードコアなナンバー。
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people,GET BACK(Single)
2001/8/10購入(2001/7/25発売)総合評価=−点
1
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people,GET BACK
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5点
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2
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people,GET BACK(BEEP MIX bySUEME)
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2点
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ROADRUNNER RECORDSからの初メジャー音源となる500円の限定シングル。音はノイヂー
(割れてる)だが、意図的にやっているのだろうか?エニウェイ、アジアンテイスト溢れるヘヴィな音の洪水がタマらん
楽曲である。良い意味でキャッチーな曲調がうれしい。#2はおまけみたいなもん。デジタルチックです。
買った当初はマックスカヴァレラのパクリか???などと否定的な意見を持っていたが、いちいち引っかかっていて
は楽しめないので今は気にしないようにしている。
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BATNESS
2001/10/23購入(2001/10/24発売)総合評価=8点
1
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MAD HAND
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3点
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2
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DEADLY CARNIVAL
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4点
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3
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PACK IT UP
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5点
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4
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DON'T GIVE A SHIT
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3点
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5
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REASON FOR PRESSURE
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4点
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6
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THE LAW
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4点
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7
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NOTHING AT ALL
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4点
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8
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SHAKES
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3点
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9
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HAUNTED SONG
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3点
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10
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RESOLUTION
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3点
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11
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GOOD SHOCK
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3点
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12
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STORIES OF THE PAST
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4点
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99
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UNKNOWN
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2点
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2ndフルアルバム。まずサウンドの良さに驚かされる。クリア且つヘヴィ且つファット。日本のラウドミュージックシーン
ではNo.1だろう。良いのはサウンドだけじゃない。ライヴは良いがCDは退屈、といった国内バンドが多い中、彼らは今
回も高品質な作品に仕上げている。持ち味であるオリエンタルムード漂う怒涛のヘヴィネス+パーカッシヴなリズ
ムが堪能でき、自然と体が動き出す1枚。僕はライヴで既にK.O.済みだが、じっくり音源を聴き込むことによって改めて
彼らの底力を思い知らされた気分である。テクニックもあり、本当に将来が楽しみなバンドである。長く続けて欲しいも
のだ。
不思議な#1(シタールを弾いているのはK-A-Zらしい)に導かれ元気一杯なドラムソロで幕を開ける#2。
PONCHIのリフもゴキゲンだ。続くシンプルでキャッチーな#3は本作のベストチューン。イントロにゾクッと来る。今後ラ
イヴの定番曲になることは間違いなさそうだ。#5では驚くべきWU-CHYのベース奏法が炸裂する。後半は実験的な
要素を絡め、音楽の幅を広げようとする意欲が伺える。フックが冴えず若干ダレるが、ライヴではヤバいことになるで
あろう曲ばかりだ。なお、#13〜#98までは3秒毎、計255秒の無音状態が続く。隠しトラック風#99はスローな
アコースティックナンバー。vやthの発音が改善されるとなお良し。
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コウモリの唄
2002/9/20購入(2002/9/21発売)総合評価=7点
1
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神々の嘘
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4点
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2
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LION
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3点
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3
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CLOSE MY EYES
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4点
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4
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TRAGIC DELUSION
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3点
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5
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心の自殺
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4点
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6
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55SECOND DEATH
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3点
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7
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写真の中
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3点
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8
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PRESSURE HOUSE
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3点
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9
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STATUS
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3点
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10
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反逆の挽歌
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3点
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11
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YOUR SHITTY
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3点
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3rd。前作まで残っていた1st風味を取り除き、さらに"BATNESS"を深化させたのが本作。すなわちメタリックな部分
は後退、人間味が増幅され、よりエモーショナルになっている。歌詞は殆どが日本語で書かれている上、遠まわしな表現を
避けた強烈無比な作風により、JIBIの感情がリアルに、そしてダイレクトに耳に飛び込んでくる。いまいちリズ
ムに乗りきれないという日本語の弱点は置き去りになってしまっているものの、初の試みとしては成功の部類に入ると
思う。
一方、イカすギターリフはあまり見当たらない。インストゥルメンタルで"聴かせる"部分も減っており、楽器隊は飽く
までヴォーカルのバックに徹している。そんな中、ベストチューンは前々からライヴではプレイされていた
#5。その他#1,3は良い感じ。そしてベスト歌詞はなんといっても#9でしょう。#2、6、10、11等、ハードコア
チューンも多い。ポンチの叫びも全編でフィーチュアされている。一時は消化不良に陥るかもしれないが、聴き込む
ほどに見えてくるスルメアルバムの決定盤だ。
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FIVE YEARS IN THE CAVE
2003/11/4購入(2003/11/5発売)総合評価=9点
1
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OBEY
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4点
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2
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DEEP CAVE(DEATH ROCK MOVEMENT ver.)
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5点
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3
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THE OTHER ONE IN MY MIND(DEATH ROCK MOVEMENT ver.)
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5点
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4
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心の自殺
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4点
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5
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DEADLY CARNIVAL
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4点
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6
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people,GET BACK
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5点
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7
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CLOSE MY EYES
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4点
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8
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NOTHING AT ALL
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4点
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9
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SWEET DREAMS
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5点
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10
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COCKROACH KILL
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4点
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11
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PACK IT UP
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5点
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12
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FREDDY KRUEGER
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4点
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13
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神々の嘘
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4点
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14
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RESOLUTION
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3点
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15
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写真の中
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3点
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16
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HE WHO CAN NOT BE NAMED
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5点
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17
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STORIES OF THE PAST
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4点
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18
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EPIC(FAITH NO MORE)(BONUS TRACK)
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3点
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19
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WARRIORS CRYING IN THE UNDERGROUND(USA EDIT ver.)(BONUS TRACK)
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5点
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20
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BEATING WORDS(USA EDIT ver.)(BONUS TRACK)
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5点
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21
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SCUM OF THE EARTH(ROB ZOMBIE)/K-A-Z meets JIBI ZOMBIE(BONUS TRACK)
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3点
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DVD
(1)
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HE WHO CAN NOT BE NAMED/5人編成時のライヴ
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(2)
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OFF SHOT/デリック@セパルトゥラとの絡み
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(3)
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OFF SHOT/people,GET BACK時のアー写撮影風景
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(4)
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OFF SHOT/謎のトライバルメイクシーン
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(5)
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DEEP CAVE〜FREDDY KRUEGER/渋谷クアトロ(2001/6/24)
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(6)
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DEEP CAVE〜MC/渋谷サイクロン(2001/9/21)
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(7)
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NOTHING AT ALL〜REASON FOR PRESSURE〜people,GET BACK,FREDDY KRUEGER/BEAST FEAST2001(2001/8/26)
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(8)
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OFF SHOT/楽屋風景(サンズオウルをBGMに)
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(9)
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REASON FOR PESSURE〜PACK IT UP/渋谷オンエアーウエスト(2001/11/20)
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(10)
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OFF SHOT/楽屋で指スケ〜FREDDY KRUEGER/渋谷オンエアーウエスト(2001/11/20)
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(11)
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BATNESSツアーファイナル告知(TV用?)
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(12)
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OFF SHOT/イルニーニョと"HE WHO〜"をくちジャム
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(13)
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DEADLY CARNIVAL/渋谷AX(2002/2/21)
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(14)
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OFF SHOT/イルニーニョとフォトセッション
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(15)
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OFF SHOT/打ち上げ
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写真の中レコーディング風景。クリック使用。
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OFF SHOT/飯。飯のにおいを嗅ぐユースケ。
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(18)
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「コウモリの唄」を聞きながら写真撮影。
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(19)
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心の自殺/BEAST FEAST2002(2002/12/14)〜/マイキーと再会。
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(20)
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EPIC,OBAYレコーディング風景
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(21)
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ベスト盤ジャケット打ち合わせ。
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(22)
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OFF SHOT/「コウモリの唄」を聞きながら戯れる。
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(23)
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OFF SHOT/灰皿をいい子いい子しながら居酒屋(?)から出るJIBI。
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DVD付きのベスト盤。選曲はオフィシャルサイトでのファン投票の結果が反映されている。アルバム未収録音源も多数収録。
曲順はばっちり練られており、既発の曲にも新鮮な響きがある。大注目の新曲#1は「コウモリの唄」路線ではあるが、
またしても新たな広がりを見せている。オフィシャルサイトの掲示板で"アイデアが止まらない"という旨の発言を繰り返す彼らは、
アーティストとしてモノ凄く健康的な状態にあるのだと思う。この新曲は発表された時点で過去のものとなっており、
本当に彼らの1部分でしかない。だからバットケイヴからは目が離せないのだ!!続く#2と#3はななななんと
「DEATH ROCK MOVEMENT」収録のヴァージョンだ。超イカす。現在ライヴではこちらのアレンジを基調に演奏されている。
#18はフェイスノーモアのカヴァー。ポンチのギターが光りまくっている。
#21は「BATNESS」のプロディースも務めたK-A-Zとのロブゾンビのカヴァー。
DVDは特にクレジットがなかったので自分なりにまとめてみた。私的には実際に自分が目撃したライブ映像が多数収録されており、
大いに楽しめた。特に初めてバットケイヴを見た2001/6/24の映像は悶絶だ。2001/11/20のお客さん入り乱れ大会も圧巻。
オフショットは想像を絶するおバカさが良い。ライヴはどれもダイジェスト的内容となっている。
入門者もマニアも楽しめる作品となっております。
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