取り急ぎ新譜のみ
SUPERCHARGED CHOCOLATE MELTDOWN
2001/8/23購入(2001/8/22発売)総合評価=7点

1 HAND NUTS
3点
2 I'M ON FIRE
3点
3 I VS I
4点
4 FARMER
4点
5 BARK AT THE MOON
2点
6 TSUKIOOKAMI
4点
7 GRASSHOPPER
4点
 初のライヴ盤。改めて聴くとギターソロの類はないものの、リフ・構成共メタルに通じる部分が多い。ココバットといえ ばTAKE-SHITのベース。ちょっと高音がキツめで聞き取りにくい部分もあるけどやはりこの人のベースはイカす。曲も カッコいい。ただ問題はヴォーカルとドラム。お世辞にも上手いとは言えない。オジーのカヴァーの#5はもうちっとカチ っとプレイしないとキまらないね。なお、#2は44マグナムのカヴァー。CD-EXTRA仕様で"ARENA(SPIDER IS OK)"の クリップを収録。
 彼らのライヴを最後に見たのは確か3年前。この作品を聴いてまたライヴに行きたくなった。最後の「ありがとうござ いました」にHIDEKI(Vo)の誠実さを感じる。

GHOST TREE GIANT
2001/12/19購入(2001/12/23発売)総合評価=8点

1 SPOOKY
3点
2 SPAGHETTI
4点
3 CHEESE AND SWORD
3点
4 FARMER
4点
5 AWESOME LEVEL
3点
6 ARENA(SPIDER IS OK)
5点
7 ABOI
3点
8 DIG
4点
9 DUG
3点
10 DESCONTENTAMENTO
4点
11 GHOST TREE GIANT
4点
 6th。非常に繊細でありながら、硬派という言葉も良く似合う漢な作品である。プロデュースが数々のメタル作品を 手掛けてきたマーク・ドッドソンということでメタル色も強いが、プログレ色も強く、神経質で精神的な世界が広がって いる。多面性を持っているものの、整合性は保っており、それほど散漫という感じは受けない。ベテランならではの味 を持つ、奥行きの深いアーティスティックな作品である。
 1stのようなストレートなハードコアも良いが、これが今のココバット。TAKE-SHITの創造力にも脱帽だが、今回は KOJIのギターが光っている。新録の#6は名曲。ラストも#11のような曲で締めるところがニクい!なお、#4も新録。

HAMMERSLAVE-HISTORY 10×20
2002/9/18購入(2002/9/19発売)総合評価=8点

1 COCO MENTIRA
4点
2 MACROFARGE
3点
3 TAKE CAFE OF YOUR ASS
5点
4 UGRY SHIT NEEDS MORE PAPER
5点
5 COCOBAT CRUNCH feat. Ryuji
5点
6 CAN'T WAKE UP
4点
7 GUY
4点
8 I FEEL NOTHING
4点
9 SKIMEN
4点
10 BOBO (EP VERSION)
4点
11 ANOTHER ME (POWER OF G.T.N. VERSION)
4点
12 POSI-TRACTION
4点
13 GRASSHOPPER (SAITAMA SESSION)
5点
14 NUMEROS
3点
15 GRAB YOUR OWN SHIT
4点
16 I VS I (SAITAMA SESSION)
5点
17 HANDNUTS
4点
18 ARANA (SPIDER IS OK) (SINGLE VERSION)
5点
19 AWESOME LEVEL
3点
20 SPAGHETTI
4点
DISC2
1 BARK AT THE MOON(OZZY OSBOURNE)(BONUS TRACK)
−点
2 QUIT(SEPTIC DEATH)(BONUS TRACK)
−点
3 EASY LOVE BABY(NUKEY PIKES)(BONUS TRACK)
−点
4 I VS I(COZMOZ MIX)(BONUS TRACK)
−点
5 ANOTHER ME(OTONA-NO-ASOBI-VERSION)(BONUS TRACK)
−点
6 EAST FIELD(BONUS TRACK)
−点
 ココバット初のベスト盤。KOJI脱退/ゴッチン加入という新たなスタートを切ったばかりということで、リリースのタイミン グはバッチグーだったのではなかろうか。ただの過去の楽曲の寄せ集め集ではなく、現ヴォーカリストHIDEKI加入以 前の3rdアルバムまでの楽曲は現メンバーにて再録されているというのがポイント。また、新曲も2曲(DISC1#1と#2) 収録されている。
 新曲はいずれもゴキゲンで良い感じ。ギタリストのキャラを反映してか、飽くまでナチュラルな範囲での音楽性の 変化有。KOJI在籍時のようなエモーショナルで実験的な要素は抜け、ストレートさが前面に押し出ている。再レコ群の 選曲は全く問題なし。オリジナル音源のこもったような音の悪さは改善され、クリアなサウンドに仕上がっている。落ち付いた感じに 聞こえるのは円熟味の顕れか。心配されたゴッチンのギターは、ソロにちょと頼りなさが残るが、奮闘している。不朽の名曲"COCOBAT CRUNCH"では初代ヴォーカリストRYUJIがマイクをとっ ている。DISC1#16は未発表ヴァージョン。どれも元曲には敵わないが、#12だけは今回のヴァージョンの方が イカす。

 初回盤のみボーナスCD付きで、DISC2#1〜3はカヴァー、#4はリミックス、そして初期メンバーにて再録された#5は 必聴!!秒殺ソング#6は、#5録音時にTAKE-SHITが即興で作ったという奇跡の新曲。

FIRE ANT MOVING CO.
2004/3/16購入(2004/3/17発売)総合評価=6点

Disc1
1 ANTRON
3点
2 FIRE ANT
3点
3 ALOE
3点
4 GUMMISNODD
3点
5 UNBRAGE YOU
3点
6 FATE
3点
7 SON SON
3点
8 BLOW ONE'S COOL
3点
9 BLACKOUT
3点
10 CROC TEAR
3点
11 FIB
3点
12 DREAD
3点
13 NAILS
3点
14 ADA
3点
Disc2 (BONUS DVD/STUDIO LIVE)
1 ANTRON
3点
2 FIRE ANT
3点
3 CROC TEAR
3点
4 ALOE
3点
5 CHEATED
3点
6 CHEESE AND SWORD
4点
7 BLACKOUT
3点
8 GRASSHOPPER
4点
9 FATE (INSTRUMENTAL)
−点
 ギターにSEIKI(ex.GREATFULL EARTH)を迎えての7th。 SUZUKI(現PULLING TEETH)在席時以来のギターアルバムと言える。 TAKE-SHITのチョッパーも過去最高と言ってもいいくらいゴキゲンで、 それとギターリフとの絡みは1stを彷彿とさせるほどいい感じだ。軽く原点回帰かも。 非常にココバットらしく、一番得意なことを演っている。 故に曲の出来は悪くない、しかし心には響かない。 個人的にSEIKIのギタープレイに魅力を感じないのがその大きな理由かもしれない。 また、ノリがない。これは前作と聞き比べれば一目瞭然。 変拍子だらけで曲の勢いを殺している。 アレンジもイマイチ。やや軽薄で、味わいがない。 バンドに何を求めるかで好みが分かれる作品だと思うが、一般的な評価は高くなると思われる。

 DVDは新曲中心のスタジオライヴ。メンバーのアツいプレイが堪能できるよ。 プロデュースはIN FLAMESでお馴染みのフレデリックノードストロム。