BE AMBITIOUS
1999/11/10購入(1992/4発売)総合評価=4点

1 GLAMOUR PUNKS
2点
2 JUDY IS A PUNK ROCKER
3点
3 POWER OF LOVE
3点
4 MAKE UP ONE'S MIND
3点
5 GET PISSED DESTROY
3点
6 BLUE TEARS
3点
 詳しいデータは不明だが、唯一のインディーズ作。きちんとした作品ではあるようだが、#5を除く全て がメジャーデビューアルバムに収録されているので"デモヴァージョン集"という感じだ。演奏はヘヴィメタ ルの要素が強く、粗い。YUKIのヴァーカルもまだ未熟である。メンバーのクレジットはVo:SARAH、Gu:ALPH、 Ba:TWIDDELDUM、Ds:RALPHとなっているが、サポートメンバーであるギター以外は現メンバーである。
 まず#1に驚かされる。いきなりのインストゥルメンタル(Voは語り)である。しかもヘヴィメタル。リ フはセックスピストルズのパクり。もう少し短くアレンジして#2へウマく繋がるようにすればよかったと 思う。そしてようやく#2でYUKI登場。まだ声がカタい。さすがに1stの#1で聴かれるようなエネルギー までは出せていないようだ。Vo音も引っ込んでしまっている。
 #3もまだ上手く唄いこなせていない。イントロではギターオーケストレーションが登場…。このギター 誰なんだろう…。#5もヘヴィメタルのインストゥルメンタル…一体恩田は何をやりたかったんだ?#6 は名曲の原石。
 恩田はスゴい。YUKIもスゴい。本作と次作の差は歴然。試行錯誤を繰り返したことが容易に推測できる。 こうしてガールズポップは恩田により産み出された。

J・A・M
1995/2/9購入(1994/1/21発売)総合評価=7点

1 JUDY IS A T∀NK GIRL
4点
2 LOVE ME DO
4点
3 SLAP DASH
3点
4 POWER OF LOVE
4点
5 BLUE TEARS
5点
6 BABY"Q"
3点
7 彼女の大切なもの
3点
8 LOLITA A-GO-GO
3点
9 MAKE UP ONE'S MIND
4点
10 DAYDREAM
5点
11 あいたくて
3点
12 GLAMOUR PUNKS
2点
 衝撃の1st。友達から売ってもらった。
 ポップスなのに随所にオーヴァードライヴを用いた超ヘヴィなサウンドと、チョーキングまで披露している恩田の ベースプレイ(#2のイントロや#6のラスト等)は当時の僕にとって非常に斬新に聞こえた。こんなベー スもありなのかと。楽曲共々一発で彼のファンになった。#5、10は間違いなく名曲。その他の楽曲も良 い。
 当時「モグラネグラ」(テレビ東京系列)の間のCMで#10のCMが流れまくっていたことから バンド名を覚えました(なつかC)。全曲恩田作曲、セルフプロデュース作。

ORANGE SUNSHINE
1996/8/22購入(1994/12/1発売)総合評価=8点

1 POPSTAR
3点
2 どうしよう
3点
3 HELLO! ORANGE SUNSHINE
5点
4 RADIO
5点
5 CHEESE "PIZZA"
3点
6 小さな頃から
5点
7 HYPER 90'S CHOCOLATE BOYFRIEND
2点
8 キケンな2人(LET'S GO! "DAIBUTSU" MIX)
2点
9 クリスマス
4点
10 自転車
5点
11 ダイナマイト
4点
 当時はCDには手は出なかったものの、YUKIのオールナイトニッポンで聴いた#4でこのバンドを好きに なった。本作からTAKUYAも楽曲の制作を手がけるようになり(#4・5・7・8)、楽曲のヴァリエーショ ンが豊かになっている。また、本作からプロデュースは佐久間英明氏が担当しており、1stには無かった テクノロジーも導入されており、良い効果を出していると思う。
 バンドとして一番良い時期だったのではないかと思う。恩田も相変わらずウネりまくってる最高傑作。

MIRACLE DIVING
2001/3/6購入(1995/12/5発売)総合評価=7点

1 MIRACLE NIGHT DIVING
2点
2 OVER DRIVE
4点
3 KYOTO
4点
4 LITTLE MISS HIGHWAY
3点
5 あなたは生きてる
4点
6 DOKI DOKI
4点
7 ステレオ全開
3点
8 OH!CAN NOT ANGEL
3点
9 プラチナ
4点
10 アネモネの恋
4点
11 帰れない2人
4点
 3rd。友達の車の中で聴かせてもらったことがあったが#1で「だめだこりゃ」と思った思い出がある。で、買って 聴いたらやっぱダメだった。TAKUYAの曲はハズれが多いけど#3なんて非常にスバラシイです。
 シングル曲はそれほど強力でないものの、楽曲がバラエティに富んでいる上、作曲陣のバランスもグー(恩田5曲、 TAKUYA4曲、五十嵐2曲)。恩田の曲はやはりスバラシイ。#9ではコーラスに現ハイロウズのヒロトとマーシーが参 加。サビもブルーハーツっぽい。#11はアコギによる弾き語り。

THE POWER SOURCE
1999/10/15購入(1997/3/26発売)総合評価=8点

1 BIRTHDAY SONG
4点
2 ラブリーベイベー
4点
3 そばかす
5点
4 KISSの温度
3点
5 HAPPY?
3点
6 PINKY LOVES HIM
3点
7 くじら12号
5点
8 クラシック
5点
9 風に吹かれて
3点
10 THE GREAT ESCAPE
5点
 TAKUYA色が強くなった4th(彼はAdditional Productionとクレジットされている)。が、4人のミュージ シャンの力量が見事に調和している好盤。サウンドはそれまでのパンキッシュな勢いは後退し、モダンでヲ シャレでサイケとも言える雰囲気を醸し出している。
 楽曲の方はこれまたズバラしい。よーわからんが#3が出世作だった気がする。シングル作にハズレなし !#7,8も良い。#1のサビもグー。#9の切ない感じは恩田にしか出せないし、#10のノリもスバラ しいですね。

POP LIFE
1999/10/15購入(1998/6/24発売)総合評価=7点

1 ドゥビドゥバディスコ フーチャリング ウィズ サー・サイコ・セクシー
3点
2 ミュージックファイター
5点
3 イロトリドリノセカイ
5点
4 散歩道
4点
5 BATHROOM
3点
6 ランチインサバンナ
2点
7 ジーザス!ジーザス!
3点
8 ステキなうた
4点
9 ナチュラルビュウティ'98
2点
10 手紙を書くよ
4点
11 グッバイ
2点
12 LOVER SOUL
4点
 すっかり中堅バンドの仲間入りをしてしまった5th。#1を初めて聴いた時は「うわぁ、TAKUYAもスゲぇ や…。」と思った。全てをブチ壊す破壊力と美旋律を持ち合わせた強力なエナヂーを放ってます。
 今回もプロデュースは佐久間氏。そしてTAKUYAはALBUM CONCEPT AND ADDITIONAL PRODUCTIONとクレジット がある…結果、五十嵐の手掛けた#3、恩だの#8以外は彼の手によるものだ。恩田の温かみのある優しい メロディが好きな僕にはえ゙〜〜〜という感じだが、良い曲はある…駄曲もあるけど。でもどうもTAKUYAの メロディは機械的で冷たい感じがする。もっと#8のような要素が必要です。

WARP/JUDY AND MARY
2001/2/7購入(2001/2/7発売)総合評価=6点

1 RAINBOW DEVILS LAND
2点
2 WARP
−点
3 BRAND NEW WAVE UPPER GROUND
4点
4 カメレオンルミィ
3点
5 PEACE
3点
6 LOLLIPOP
2点
7 あたしをみつけて
2点
8 motto
3点
9 ラッキープール
3点
10 SUGER CANE TRAIN
3点
11 ガールフレンド
3点
12 ひとつだけ-ver.WARP-
4点
 JAMのスタジオ6作目(インディーズ含まず)にしてラストアルバム。悪い意味でTAKUYA一色。全楽曲 作曲、編曲そしてプロデュースって…てめーのバンドじゃねぇだろっての!バンド発足人であり、リーダー である恩田が辞めたがったのも理解できる。オーディション加入のメンバーにバンドを乗っ取られるって どんな気分なんだろう…。
 最後なのに…なんだか中途半端に実験的臭い作品である…ま、TAKUYAだから仕方ないか。良い曲もあるが 別にこのバンドがやらなくても良いことばかりやっている。#5はTAKUYAの唄が入らなければ良い曲なのに ね。
 今後はYUKIはソロで、恩田はプロディース業で、TAKUYAはROBOTSで、五十嵐さんはスタジオミュージシャ ンになるのかな?いずれにせよ解散して良かったと思います。