COCOBAT

@渋谷ON AIR WEST 2002/11/20

-SET LIST-

01 COCO MENTIRA
02 MACROFARGE
03 COCOBAT CRUNCH
04 CAN'T WAKE UP
05 GUY
06 VALETUDO
07 POSI-TRACTION
08 NUMEROS
09 LIE
10 I FEEL NOTHING
11 ARANA
12 SPOOKY
13 SPAGHETTI
14 TSUKIOOKAMI
15 DO THE STRETCH
16 GRAB YOUR OWN SHIT
17 BOBO
18 GRASSHOPPER
-ENCORE-
19 DEVIL
20 GERONIMO
21 SIDEBALL UNCLE
22 ANOTHER ME
23 TAKE CARE OF YOUR ASS
24 UGRY SHIT NEED MORE PAPER


第1章〜はじめに
 18:25渋谷駅着。今日もスタークレセントホテルを目印にオンエアーウェストへ。 入口の看板にはトップバッターのバンド名と、ココバットとの間に「???」というバンド名が書いてあった。どっかの バンドがシークレットライヴでも演るんだろか?とりあえず500円払ってすんなり入場。行列はなかったが、既に出口 までびっしり人が入っており、さすがはソールドアウト公演といった感じ。ココバットがメインでない時の客入りは悪いが、 イザという時にばっちり集まるココバットファンには感心する。あれ〜、ウエストにはコインロッカーなかったっけ? 仕方なく上着を鞄にパンパンに詰める。周りはココバットTの人でいっぱい。ココバットのTシャツってカッコいいなぁ。 後方以外の人達は皆座っていたが、スタッフから起立命令が。入りきらないなら仕方ない。19時を回ると場内が暗転した。


第2章〜BUDDHISTSON
 登場したのは女の子のキーボードを含む5人組。ドラムはステージ下手にセッティングしてあったものを使用したので、 5人が横一列に並ぶという変則的な立ち位置でライヴは始まった。出てきた音は"癒し系プログレッシヴ・ポップス"。 はっきり言ってココバットの対バンには向かない。お客さんの反応もほぼ皆無。静観し、曲が終わったら拍手というよう なやりとりは延々45分(!!)も続いた。それは苦痛以外の何物でもなかった。30分を回ってそろそろ終わりかな〜と 思ってもメンバーは定位置のまま。。。そしてまた同じような曲がプレイされる。後半は立ったまま寝てたよ、マジで。
 手数が多く、小技を次から次へと繰り出すドラムのプレイはマークポートノイ(DREAM THEATER)を彷彿とさせた。 外見はマックス・カヴァレラだったけど・・・。ベースは終始ドラムと向かい合う姿勢でプレイ。ヴォーカルは歌い上げる タイプ。高い音程の時は苦しそうだった。そしてMCは終始暗かった…。シンガポールの無料フィスティバルに出るらC(19:45終演)


第3章〜???(バンド名無し)
 前のバンドが終わると場内は心なしか安堵感に包まれているようだった。そして場内に流れてきたのはアクセプトの "ファスト・アズ・アシャーク"!!!!やっぱメタルだよ!!と心のメタル魂が呟く。20時を回ると場内暗転、セッティングを終えた 3人が演奏を始める。トリオバンドかと思いきや、唄入りと同時にヴォーカルがステージ下手から飛び出して来る。 目にウルトラマンセブンのようなシールを貼った彼は回し蹴りや、手を後ろに回したりという、ニュースクール系の パフォーマンスを交え、凄まじい唄を聴かせる・・・ってゆーか誰(笑)???怒涛のハードコアソングが3連発が嵐の 如く過ぎ去ると、変なめがねをかけたベースがマイクをとった。おもむろにメモを取りだし、それを棒読み。 「バンド名もまだありません。あと3曲やります。全力でがんばりますのでよろしくお願いします」 この後バンド会議があるらしく、今後継続するかどうかも分からないといったようなことも言っていた。とにかくストレート なバンドだった。ラストではギターの煽りによりモッシュピットが出来るほど盛り上がっていた。たった15分で終了(笑)。(20:15終演)

 そして場内から流れてきたのはイングヴェイの"BLACK STAR"(笑)。このミスマッチな選曲はTAKE-SHITの趣味 だろうか?


最終章〜COCOBAT
 20:30、場内暗転。このオープニングテーマはなんだろう。プロレスの入場曲っぽいけど。。。沸き上がるオイオイコール。実は ココバットのレコ発に来るのは初めてである。お客さんのノリはどんな感じなんだろう…などと思っていると、 "COCO MENTIRA"でライヴは幕を開けた!さらに大きくなるオイオイコール!そして常軌を逸したモッシュとクラウドサーフ!!!! まるでロフトでのライヴヴィデオ@RYUJIのラストライヴを再現しているかのようだ!そして間を空けずに "MACROFARGE"のゴキゲンなギターリフが轟く!ちなみにHIDEKIはFIGHTのTシャツを着ている…い、意外な選服。 続いては早くも炸裂"COCOBAT CRUNCH"!!!!!!!さらに大きくなるオイオイコールとモッシュ!!!!クラウドサーファーも続出!!!! もう大変なお祭り騒ぎだっ!!!!そして"CAN'T WAKE UP"!!!!ヤヴァい!!!!この流れはヤヴァ過ぎる!!!!タマんね〜〜〜〜!! 中盤はアレンジが施されており、テンポ1/2で演奏される。そしてバッキバキのベースソロが超クール!!!!続いてはGUY!! さすがレコ発!って感じ。そして格闘ソング"VALETUDO"でひとしきり盛り上がると、チューニングタイム。お客さんは シーンとしてる。もちろんHIDEKIは何もしゃべらない。そしてゴッチンがおもむろに掻き鳴らしたのは"POSI-TRACTION" のイントロだった!!うひょ〜〜〜!!超クール!!!!この曲はヘヴィーでキャッチーで大変よろしい!その後も"NUMEROS"、 "LIE"" I FEEL NOTHING"とレアな次々と繰り出され、再びチューニングタイム。

 そして流れて来たのは"ARANA"のイントロだった!!まさかKOJI時代の曲がプレイされるとは!!お客さんの テンションも上がりまくり!!が、しかし!!ここでトラブル発生!!TAKE-SHIT、 ステージから転落!!!!!!!!!だだだ大丈夫か?しばらく間が開いてしまったが、ベースリフから曲は再開。 ギターソロは完全に簡略化されているのが残念だったが、3月のライヴに比べりゃましだ。続けては"SPOOKY〜 SPAGHETTI"!!今日はなんだか本当に今までの集大成的なセットリストである。モッシュだけでなく、お客さんの コーラスも一段と大きくなる。みんな聴きたがっていた証拠だ。続くチューングタイムではTAKE-SHITがゴッチンに誤る 場面も。続いては"TSUKIOOKAMI"。この曲は本当に人気がある。"DO THE STRETCH"、"GRAB YOUR OWN SHIT" に続いては"BOBO"。みんなでボボ・ブラジルを賞賛。そしてラストは出ました"GRASSHOPPER"!!!!ものスゴい クラウドサーファーの数だ!!!!モッシュもスゴい!!ココバットのお客さんは本当に「元気」。ある意味スポーティーだ。 年齢層も低めなのかな。そしてメンバーは退場した。

 静まり返る場内。。。あんなに盛り上がってたのになんで?暫くするとようやくオイオイコールが沸き上がる。 間もなくメンバー再登場。アンコール1曲目は"DEVIL"。「オーオオオー!!」と一斉にコーラスが上がる。そして間を開けずに "GERONIMO"がプレイされる。もちろんこの曲も「オイ!!オイ!!オイ!!」コーラスがばっちり上がる。珍しくゴッチンのソロにも歓声が上がる。 続いては激レア!!"SIDEBALL UNCLE"がプレイされる。そして待ってましたの"ANOTHER ME"!!!!モッシュモッシュ! クラウドサーフの嵐!!!!すげーーー!!名曲は輝きが違う!!そしてラスト。「今日はどうもありがとうございました。」 とまったりしたTAKE-SHITのMCを挟んで、タメをしっかり効かせた"TAKE CAFE OF YOUR ASS"、 "UGRY SHIT NEED MORE PAPER"が立て続けにプレイされ、もう場内はもみくちゃ(笑)。ピースサインを掲げて退場する ゴッチン。相当練習を積んだみたいね。オツです。とにかく終始スゴいテンションのライヴでした。(21:40終了)


©2002 HANGER59