LAST OF SATOO THE EARTH

@川崎CLUB CITTA' 2004/8/12

-SET LIST-
-BAT CAVE-
01 DEEP CAVE(NEW VERSION?)
  〜OBAY
02 EPIC
03 心の自殺
04 STORIES OF THE PAST
05 HE WHO CANNOT BE NAMED







-PULLING TEETH-
01 PULLING IS MY BUSINESS
   ...AND BUSINESS IS GOOD
02 THIS SHIT!
03 PULLING JOKE
04 MASSAGE
05 DEVIL
06 COFFIN
07 HARD BLOW
08 PULLING TEETH
09 FOLLY
10 NOBODY(Vo/秦 from SPANAM,
   Gu/KABA from SPANAM)
11 YES, SATOO, YES
-SUNS OWL-
01 SUCCESSION OF THE TRUTH
02 RECHARGED
03 MY STRAIN
04 KERBEROS
05 HORSE OF IRON
06 4735 DAYS LIKE HELL
07 UNBOUND


-PANORAMA AFRO-
01 AFRO BOM-BA-YE(SE)
  〜AFRO JUSTICE
02 KICK BUTT THE LOWDOWN
03 FEEL DEAD
04 SUPER DISCOMAN
05 AFRO STAR
06 AFROCK
07 GOT'S AND POP
08 AFRO NEVER DIE
-UNITED-
01 CROSS OVER THE LINE
02 UNTIED
03 REVENGER
04 HELL BREAKS LOOSE
05 MOSH CREW
06 VIOLENCE JACK

-MINOR LEAGUE-
01 青い空
02 GRIND
03 高見
04 酔音
05 MIZUKARASUSUNDE
-encore-
06 LAST HOPE


第1章〜はじめに
 16:10、昼寝から起床。準備を整え松屋にて豚丼大盛り完食後、セブンイレブンにて夜食群を買い込む。 持ち込み禁止がどうかは知らないが、腹が減ってはモッシュもできぬってね。電車に乗り込む。 昨日のワクワク感はどこへやら。妙に落ち着いている自分。 本日がバットケイヴ、サンズオウルの復活であるという実感が沸かない。テンションは低い。 悪夢で目覚めたせいかもしれない。嫌な夢だった。

 スッカスカの中央線、超満員の東海道線を乗り継ぎ川崎へ。

 ・・・クラブチッタの入口ってどこよ!?しばしさまよう。適当な建物の中に入ると「クラブチッタ →」との看板が。 分かりにくいよ!!なにはともあれ入場口に並ぶ。どうでもよいが、僕の整理番号は1番だった。 ドリンク代\500を払い中へ。物販はPEACEMAKERとサンズオウルのみだ。後者はnewTシャツを販売していた。 前売りチケット購入者のみ対象の、無料Tシャツ引き換えコーナーにてそれをゲッチュー。 チケにパンチでポコっと穴を。早速それに着替え、荷物をコインロッカーに。

 中へ。客入りは良いとは言えない。詰めてフロア半分だ。ケッ、この面子でこんなもんかよ。 空調は冷えすぎず、いい感じだ。


第2章〜SPANAM
 開演予定時間から遅れること5分、場内が暗転した。幻想的なSEが流れ、蒼い照明がステージを照らす。 メンバー登場。左右にはサッカーのユニフォームがディスプレイされている。向かってドラム左手にはパーカスの姿も。 「横にいる友達、地元にいる友達、恋人、家族・・・時にありがとうと言って下さい・・・ありがとうと。」 と、ギター片手に秦。そのまま唄に入り、爆音パートへ。照明は赤と青で統一されている。熱唱の秦。 ゆっくりとしたテンポで、しかし力強く曲は進む。ステージ上手にはプリングスズキさんら、今日の出演者が沢山いる。 曲が終わると、「イェイイェイイェイェーーーーーーイ!!!!!!!!!!!!!!!!」 と、ディレイを効かせたシャウト一発。 「気持ち悪い感情を今の曲で全部出したんで、これから朝方まで盛り上げて、 いつも通りぐっちゃぐっちゃになっていって下さい!!LAST OF SATOO THE EARTH1発目! スパナム始めます!!!!と、あまりに力強い秦のMCに鳥肌立ちまくり。 2曲目"a quiet revolution"がスタート。 数小節プレイした後ブレイクを設けると、全開の照明(白)がステージいっぱいに照射される。 「行くぞサトゥージアース!一番前からケツまで全員手を挙げてくれ!!!!!!!」 と、秦。後ろの方まで手が挙がる。壮絶なシャウトと共に楽曲本編に入っていく。 今日の"a quiet revolution"はとても強烈だ!!!!楽器隊もノリノリでとってもアグレッシヴに動く!!

 「楽しんでくれてますかー?久しぶりのチッタで、こういう豪華な面子で、オールナイトで、 朝まで楽しめるイベントは久しぶりで、俺らもすげー光栄です。 そして一番目の俺らからこんな大勢のお客さんでありがとうございます!!!! というMCに続いて続いて新曲がプレイさる。 ミドルテンポでスペーシーで、いかにもスパナムな曲。中盤にアカペラも盛り込まれつつ。 「すげー昔、サトゥーさんから、ハっちゃん、あの曲もう演んないの?とか、リクエストを 言われたりして、いやもうあんな昔の曲演んないっすよとか、断って、こういう機会なんで、佐藤孝尚さん、 そしてマイライト浅野ノリタツのリクエストで1stから"function select"!!!!!!!!!」 おおおおおおおお!激レア!!3連のノリノリなリフからスタッカートのよく効いたザクザクのリフへ。 お客さんの反応もすこぶる良い。ステージ上手で喜ぶ浅野、ドラムのマネをするプリングスズキ。 サンズオウルのサブもノリノリだ。ドラムとパーカッションのソロパート中、ずっと天を指差し続ける秦・・・・・・。 「サトゥーさんが入院してる間にでっかくなってくれって言われてて、日々地道にがんばって、 それが実って9月9日からアメリカツアーが行く事が決定しましたありがとー! 向こうで暴れてまた帰ってくるんで。このシーン盛り上げてってくれよろしくー!!」と、秦!うを! アメリカツアーーーーーーー!!!!知らなかった。ガツンとがんばって欲しいっす!! ラストは"記憶の持続性"!!鬼の様相でシャウトする秦。お客さんも激モッシュを繰り広げていた。 終演後、サブと抱擁するメンバー達。すばらしいライヴでした。(20:36終演)


第3章〜CHERRY BLOSSOM
 20:47、場内暗転。サトゥーさんのラストライヴとなってしまった千葉LOOKで共演していたチェリーブロッサムの登場だ。 前方のブロックに移動するも、スッカスカ。しかしノリノリのリフでライヴはスタート。 ギターはアンガス・ヤングのようなステップを踏む。すると突然ジャジーなパートにチェンジ。 このギター、相変わらず激ウマ。ドラムやベースもヤバいっすよ。 でも個人的にこのヴォーカルは唄、ステージング共にとても苦手なんだよね・・・。 唄は一本調子だし、手振り身振りもうるさい・・・。すいませんが、率直な感想なのです。 「こんばんはー!チェリーブロッサムです!!・・・なに白けきってんだよ!!!! (バスドラ:ドン!!)今日と言う日を忘れんじゃねー!!・・・何だよーーー!! まだ始まったばっかなんだよーーー!・・・明るくて見えないよーーー!! (客:爆笑!逆光でせいで客席が見えない模様。) バカかお前ら!!(バスドラ:ドンドンドンドン!!!!)精一杯やるんで!!お前らもー!・・・」 と、「精一杯ついてきてくれよろしくぅ!」とフォローを入れるヴォーカル。 相変わらずおバカなドラムのMCがサイコーだ(笑)。バカテクとのギャップがタマらんです。 続いては超ジャジーなナンバー。シブい!でもヴォーカルが酷い!! オクターヴァーを効果的に使ったギターソロがいい感じ。ベースもいい味出しまくり。弾きまくるギター。

 「はいどーも!・・・明るくしないで!!(客:爆笑)何年も、何十年もバンドやってます! いろんな人との出会いが合って、別れがあります。でもね、出会えるってことはサイコーです! 横にいる人見て!・・・聞いてんのかよー!!聞こえてないならマイク使いましょうかー!?」 とここでヴォーカルがマイクを手渡す。 「はーいみなさんよく聞こえますかー!?(観客:拍手)みんな忘れないで一人一人を! 人間ていうのは尊いもんなんです!だから忘れないでー!」と、力説するドラム(笑)。 「アダルティーにジャジーにハイブリッドジャズロックサウンド・イン・チェリーブロッサム〜♪」 と、キめるヴォーカル。なるほど、そういうコンセプトだったのね。そしてプレイされたナンバーはさらにジャズ度の高い、 激シブナンバー。ヴォーカルはもはや聞けたもんじゃない。メロディーはハズしまくりだし、とても唄い方がダラしなく、 曲にフィットしていない。申し訳ないが、この辺からは演奏だけ聞いていた。でもこの曲はカッコいい。 クリーントーンでイカすフレーズをビシバシと決めるギター。ライヴが進むにつれ、どんどん調子を上げている気がする。 リズム隊もマジでスゴい。「ありがとうございました!次で最後です! これからすげーバンドがいっぱい出るんで、少し休んでください! ・・・まともに聞くんじゃねーよ!!(バスドラ:ドン!!)ギャグだよギャグ!! と、またもマイクを通さずに怒鳴るドラム(笑)。続いてヴォーカルがしゃべる。なんとさとぅーさんとは中学の同級生だったらしい。 なるほど、そんな繋がりがあったのね。。。 最後の曲は本日プレイされた中で最もメロディアスで、メロウながら最も親しみ易いナンバーだった。 こんな曲もやるんだねー。すごく良い曲でした。ちゃんと唄えてれば格段に良くなると思うんだけどな。。。 いや、厳しく書いてるつもりは一切ないんですよ。楽器隊はもうヤヴァいくらいカッコよかったです。(21:15終演)


第4章〜SURVIVE
 21:30、場内が暗転する共に悲壮感のあるSEが流れる。旗を広げて登場するケイタ(Gu)。 ベースはフライングV型のベースを持って登場。 登場するなり「ルーツロックサバーイブ、ウィーアートラーイブ・・・」 と繰り返すネモ(Vo,Gu)。曲がスタートするとものスゴいモッシュピットが形成される。 ドラム脱退に伴い、パーカスからそれに転向したモリのドラムがかなりヤヴァい! 今までパーカスを演っていたのが勿体無いと感じるほどの超激ドラム!! 前任者はやっとの思いで叩いてるという感じがしたが、ノリがまるで違う! 激烈トライバルがボデーに響く!!食道に響く!!!!轟音の洪水!音の塊!!!!!!!! すばらすぃ〜!!!!!!!!中盤はやはりレゲエアレンジでノンビリ。 個人的にはオリジナルヴァージョンの方がずっとカッコイイと思うが。 再び激しいパートに戻ると水を得た魚のようにぴょんぴょんとジャンピングな観客!!!!圧巻である。 間を置かずにプレイされた2曲目も出だしから激ドラム!!!!猛烈なパートが過ぎると、トライバリーなアツいパートへ。 イカす!んでまた2バスどかどかで!!ぶっといドレッドを振り乱しながら弾き、叫ぶネモ。 モヒカンヘアーのケイタはギターを高い位置で持ち、がに股でヘドバン。 ベースは細く長いドレッドで、右へ左へと客を煽りながらのステージングが超クール。 彼はサウンドだけでなく、ヴィジュアル面で重要な役割を果たしている。 いやー、Vのベースが似合う人ってなかなかいないよ!!

 楽しむ事が大事である事をMCで強調するネモ。続いては"REBEL LION"。激烈。 前回観たのはいつだか忘れたが、比べものにならないほど強力なバンドに成長している。 依然盛り上がりを見せるモッシュピット。続いては新曲。 コーラスを効かせたもの悲しげなアルペジオから速いコードストロークへ移行させるネモ。 そして珍しくサビではメロディーをフィーチャー。曲が終われば場内大歓声。 ゲストヴォーカルとしてWHEEL OF DOOM"のシン(Vo)が紹介される。 ラストは"NO MORE LIES"。不穏なコードが場内に響き渡る。が、なかなか出てこないシン。ステージ下手で 「早く行けよ!」って感じでUNITEDの横さんにせかされている様子のシン。 そして登場。さらさらロングヘアーがちょーキレイ!!しかも背が高くて男前! 太く通る声で「ピーーーーーーーーーーーーーーーーーーース!」と叫ぶ。 ヘヴィなパートに突入し、交互にヴォーカルをとる二人。すばらしくアツいライヴでした。 今までイマイチ前面に出し切れていなかったもの、言わば埋もれていた"ノリ"が全部押し出た感じ。 これを進化と呼ばずになんと呼ぶのか。(22:02終演)


第5章〜JURASSIC JADE

 22:20、場内暗転とともに「コロンコロン、コロンコロン♪」と、 奇妙な女性の声が木霊する。真っ暗闇なステージに、サブリミナル効果の如くポッ、ポッと照らし出される女帝HIZUMIの姿。 さっそく不思議な舞を踊っている。「待たせたなーーーーーー!!!!!!行くぞーーーーーー!!!!!!!! 行くぞーーーーーー!!!!!!!!行くぞーーーーーー!!!!!!!!かかって来ーーーーーーい!!!!!!!!!!!!」とシャウト。 「私のばら撒く毒・夢・スペルマ!!!!」でライヴスタート!!!!!!! ぬぉぉぉぉぉおぉぉぉおおお!!!!今夜のジュラシックジェイドも強烈だぜぇぇぇぇぇぇぇ!!!! 浴衣姿のかわいいねーちゃんもノリノリだ!!!!!!!!!怪しいダンスに、奇妙なステップ!!!! 完全にホラー映画のスクリーンから飛び出てきたようなキャラが今夜も全開なのです!!!! 唯一無比のデス声で叫びまくるHIZUMI!!!!続いて"G.D.G"。猛然と疾走するドラム。 リズムにひねりが効いててとても面白い!続いて"FIGHT FOR, WHAT FOR"。ギターの音はとてもソリッドで、 リズム隊はズシリと重い!!!! 曲が終わり、「ジュラシックジェイドです・・・・・・ジュラシックジェイドでーす・・・」 と、まったりした感じで言うHIZUMI。そしてしっかりとした口調に変え、「言いたい事がいっぱいあったんだけど、 気持ちがいっぱいで追いつきません・・・。今日は沢山の人に集まってもらって、本当に感謝しています。 そしてこの時代をアンタ達と、沢山の対バンと一緒に生き延びられる事を誇りに思っています。(観客:大拍手) 多くの仲間たちが先に逝ってしまったけど、残ったものは片寄せあって力を合わせるしかないと思っています・・・」 と、HIZUMI。"テロルの季節"に続いて"9月の唄"がプレイさる。 ディレイを効かせたスペーシーなイントロを経てヘヴィパートへ。リズムが次々と変わる。HIZUMIの強烈シャウトにて曲終了。 10月には新譜が出るらしい。 「生きてる人にも死んでる人にも捧げたいと思います。。。用意はいいかーーーーーー!!!! 行くぞーーーーーー!!!行くぞーーーーーーー!!!!と客を煽るHIZUMI。これをやると空気が一変するんだよね。 拳を突き上げ、シャウトを返す観客。続いて楽器隊の重層なコーラスが強力なハードコアナンバーが炸裂!!!!

 マイクを通さずに、「私の声が聴こえるかーーーー!?おーーーーーーーーーい! おーーーーーーーーーーーーい!おーーーーーーーーーーーーーい!おーーーーーーーーーーーーーい!」 と、シャウトするHIZUMI。僕はこの時フロア中腹にいたんだが、はっきりと声は聞き取れた。 地声でも十分届いてしまう、恐ろしき声量だ。そしてプレイされたのは"AFTER KILLING MAM"。この曲カッコイイよね。 と、ここでサンズオウルTシャツを着たヤングがゲストヴォーカルとして登場。 そういえば前回、目黒ライヴステーションで観た時も彼はいたなぁ。誰なんだろうね? 見事なシャウトでHIZUMIとのツインヴォーカルをキめる。またも「行くぞーーーーーー!!!!!!!! 行くぞーーーーーー!!!!!!!!行くぞーーーーーー!!!!!!!!行くぞーーーーーーーーー!!!!!!!」 と叫び、コールされたのは出ました"鏡よ鏡"!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 「SKALL THRASH ZONE」で始めて聴いた時にはX以上に衝撃を受けたもんだよ。衝撃っていうか、マジで怖かった! あのバンド写真も恐ろしかったし。これが女なのか!?と思ったりしたもんだ。 80年代のアンダーグラウンドなバンドが未だに観られるなんて幸せだし、この厳しいシーンの中で、 自分達をオリジナルなスタイルで表現し続けるってのはマジで、マジでリスペクト!!!!気持ちよくヘドバンさせて頂きました!! (22:45終演)


第6章〜BAT CAVE
 ジュラシックジェイド終了後、最前へ移動!次々と運び出されていく機材群。まず運び込まれたのは台車に乗ったドラムキットだった!! ユースケ(Ds)はQちゃん風ではなく、モヒカン風のヘアスタイルにイメチェン。前の髪型に見慣れているのでちょっと違和感を感じる。 続いて登場したのはキました!!!!!!ディージェーーーーーーーーーーーーー!!!! 彼が噂の新加入DJだ!!!!細く長いドレッドで、すらっとした体型。 機材群の乗っかった台にはボブ・マーリー氏のフラグが巻かれており、黒マジックで何やら落書きがされているようだ。 ウッチーはいつもの黒ぶちメガネをかけたままセッティング。その左手には!! 左手には!!!!!!!!!!!!いた〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!おかえりなさい!! RYOSUKE氏!!!!!!!!!!!!!片手にはトレードマークのVを持ってるよーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!! ナインスタッド時代から使ってる緑のフライングVに白いピックガードが付いているようにみえる。 ポンチは去年僕が見た最後のライヴのまんまのカッコ。シャツも同じだった気がする。 短く整えられた、しかし濃いめの髭に、キャスケットみたいなのを被っている。ギターはキラキラグリーンに白のピックガード。 音は紛れもないポンチサウンドだ!!!!RYOSUKEの音はナインスタッド時代とは異なり、かなり歪みが抑えられていた。 ポンチサウンドとのバランスを考慮した結果だろう。いつもだったらひょこっとマイクのセッティングに現れるJIBIだが、 今日はステージ上手にスタンバったままだ。全てのセッティングが整うと、そこに集結するメンバー達。笑顔だ。 それを観ているとシャッと黒幕が半分まで閉じられ、中の様子を伺う事はできなかった。

 ドキドキのワクワクだ。こんな高揚感は久し振り。なんせ最後に見たのは去年の11月。 それまで当たり前のように観ていたライヴが突然観られなくなってしまったのだから。 衝撃の活動休止宣言から約9ヶ月・・・長かった。生活レベルで言えば9ヶ月なんてすぐだが、 バットケイヴの「復活を待つ」という時間はとても長く感じた。オフィシャルサイトでのJIBIさんの書き込みを見ると、 どうやら色々あったらしい。思い起こせば休止宣言が出された時は「復活するかも分からないし、 復活したとしてもメンバーは同じとは限らない」ってこと書いてたんだもんね(今、思い出した・・・)。 「解散」の二文字も脳裏によぎったことだろう。しかしそれを乗り越えての復活!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! ファンにとってこれほど嬉しい事があるだろうか!!!!

 23:00、場内暗転。まずはDJがカラコロカラコロと民俗楽器のようなSEを流す。そしてメンバー登場!! 場内がうぉぉぉおぉぉ!!となる。映画のワンシーンのような男性のしゃべりがSEに重ねられると、 ユースケがバスドラを刻みはじめる!!!!!!!!!!な、なにが始まるというのだ!!!! とりあえず力の限りオイオイコール開始!!彼らの復活を待ちわびた観客が一体となる。 それにポンチが単音のリフを被せる。たった2音、たった2音なのにこのカッコよさは狂ってる!!!!!!!!!!!!!! 僕はただひたすらテンションが上がるばかり!!!!!ブレイクでDJがノイズをシャーっと入れ、そのまま本編突入!!!! ぬぉぉおぉぉっぉっぉおぉぉぉぉっぉぉぉl!!!!!!!!!!!! キタキターーーーーーーーーーーーーーー!!!!そんでもってJIBI登場!!!!!!!!!! ヘアバンド装着済み!!!!ちょっとスポーチー!!で、なんなのこの曲は???新生"DEEP CAVE"だろうか? 特に曲のラストがそれを匂わせていた。メンバーが変わるごとに姿を変えてきた"DEEP CAVE"。 僕はこの曲がたまらなく好きだ。この曲から始まるライヴが死ぬほど好きだ!!!! テンションがむっくりグングン上がっちゃうんだよね〜〜〜!!!!RYOSUKEもがっつりギターを弾いている!!!! バットケイヴにRYOSUKEがいるのだ!!!!!!!!すんげー嬉しい!!!! その曲が終わると場内、激、激大歓声!!!!!!!!!!!!!!!! もみくちゃもみくちゃーーー!!「ここまでかかって来いよマジで!!!!!!!!!」とJIBI!! ぬぉぉぉぉぉぉおぉぉお!!で、なんか曲が始まる。もみくちゃでもうわけ分からん!!!! 何?なにこれ???ポンチがなんか弾いてる。ドラムがスネアを連打・・・おお!! おお!!!!!!!!!!!!!!!!!まさか1曲目に持ってくるなんて!! "OBAY"じゃーーーーーーーーーーん!!モッシュピットは大変なことになっております!!!! デスダイヴァーも続出!!!!帰ってきた!!これぞバットケイヴのモッシュピット!!!! よーし僕は筋トレでがんばっちゃってるんだもんねーと意気込むも、 すっと飛ばされまくるマイボデー(i々i)!!!!一緒に歌ってる人もいっぱいいた!やばい!歌詞全然覚えてないやι(´Д`υ)!!!! とりあえずモッシュ!なにはともあれモッシュ!悪いか!歌詞覚えてなくてヽ(`Д´)ノ!! いつの間にか柵の方に追いやられているマイボデー。音の方に耳をやるも、RYOSUKEの音がなかなか確認できない。 いや冷静に聴くことなんて今夜はできやしなかった。もーっしゅもーっしゅ!へなちょこもーっしゅ!!

 "OBAY"が壮絶なラストを終えるとギュワギュワギュワーーーーーン!!とギターをかき鳴らすポンチ!! おおおお!!意外にも2曲目はそれですか!スペーシーでクールなリフは"EPIC"だった!!新生バットケイヴ! まずは最新音源からの新録ナンバー2曲で攻めてきやがった!!!!うーん、ニクいね。 JIBIのラップもなんかもー、完全にリズムと一体となっててカッコいいし、ここで重要だったのはDJの存在だよ!! DJの音が入って、やっと完成形になった感じがした。いや、FAITH NO MOREのカヴァーなんだけどさ。んで一旦落ち着いたモッシュピットも サビで再び息を吹き返す!サビ前のパートがいいよね。あれって絶対オリジナルヴァージョンにはない音だと思うんだよね。 まだ聴いたことないんだけど。 "SWEET DREAM'S"で実証済みだけど、バットケイヴの強みの一つはそのアレンジ能力だと思うんだよね、 カヴァー曲だけでなく。最近、それって重要だよなと思うようになってきた。 直球ストレートもいんだけど、音楽的なひねり、アソビ、かなり重要。それってもう完全にセンスの領域で。 オリジナリティーってこういうところで出るんだろうなって。まーとにかくこのバット節にモッシュピットはノリノリ!モリモリ!! この曲でこんなに盛り上がってるのは初めてかもしれない。ポンチのピコピコパートに歓声もあがっちゃう。 その後のJIBIの唄メロはハズし気味だったのがちょと残念。激烈な咆哮とメロディーの切り替えって実際、とても難しいと思う。 でも、ガーっ!!と叫んでそのあとビシっ!!とメロディーが決まればさらにヤヴァい曲になることは確実だ。 曲が終わり、沢山の腕と歓声があがる。

 続いて間を置かずにプレイされたのは"心の自殺"!!!!もーヤヴァい!! これもまたバット節バリンバリンのぶりんぶりんグルーヴでサイコーにきもちーーーーーーー!!!! JIBI氏が掲示板で言ってた"グルーヴの意識"ってのがばっちり顕れていた。 この手のリズムでこれほどノれる曲を僕は体感したことがない。ポンチも魂の絶叫ーーー!!!!!!!! 曲が終われば観客もそれに負けない大歓声!!!! 「SATOOがいたから、いるから、俺達ホントはもう、バットケイヴやめようと思ったんだけど、 こうして取り止めて、みんなの声援もらうことができてます!!サトゥー、みんなどうもありがとうございます!!!!」と、 JIBI!!!!!!!!!!いやちょっと"バットケイヴやめようと思ったんだけど"ってばさー、何よそれ!!!!あー、マジで良かった・・・。 「サトゥーに捧げます!」との紹介でコールされたのはななななんと! "STORIES OF THE PAST"キターーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! ぬぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉおぉ!!タマらんポンチのイントロにDJがちゃんと風の音(?)を被せちゃってるし!!!!! 本編に突入するなり沸き起こる激モッシュ大会!!!!テンポアップでさらにそれはヒートアップ!! 鬼モッシュ!!!!鬼モッシュ警報!!!!!!!!この曲でモッシュが起こるのってとてもステキ!!!! 続いて「最後、みんなの大好きな曲。暴れて死ねって曲!!!!」というMCに続いてコールされたのは キキキ・・・キましたーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! "HE WHO CAN NOT BE NAMED"!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! ゔぉ゙ぉ゙ぉ゙ぉ゙ぉ゙ぉ゙ぉ゙ぉ゙ぉ゙ぉ゙ぉ゙お゙ぉ゙ぉ゙ぉ゙ぉ゙ぉ゙ぉ゙ぉ゙お゙ぉ゙ぉ゙ぉ゙ぉ゙ぉ゙ぉ゙ぉ゙ぉ゙ぉ゙ぉ゙ぉ゙ぉ゙お゙ぉ゙ぉ゙ぉ゙ぉ゙!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! すげぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!! し、しかも本編突入前に絶妙なブレイクが施された!!!!超イカす!!!!!!!!!ヤられたよ!!!!!!!!! デスダイヴァー続出の壮絶なモッシュピット!!!!!!!!!サイコーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!! みんなで「FUCK OFF!!!!」と4回叫んで終了。(23:27終演)


 あれ?そういえばメンバー紹介なかったよね!?・・・まぁいいや。すばらしすぎるバットケイヴの大復活劇!! 胃だか腸のあたりがちょーいた〜い! (アキ氏、これでいいかな?) いやマジで、立ってらんない!多分、急にデカい声を出したもんで、腹筋がびっくりしてしまったんだろう。 フロアから出て休むもそれは治まらず、腹痛を抱えたままレッドマンモスの出番となってしまった。


第7章〜RED MAMMOTH
 23:44、場内暗転。"男たちのメロディー"(/SHOGUN)が大音量で流れる。妙に歌詞がクる。メンバー登場。 「さとー君が持っていた未来を一つ、僕も持っています。あなた方も、だから集まったんでしょう? ・・・一生持っていきましょう。」と、まず稲中(Vo,Gu)。そしてコールされた曲は"友に捧げるバラード"。 スーパーパワフルな熱唱を聴かせる稲中(Vo)。アツすぎるぜ!!!!!! ステージ上手にはマイナーリーグやマイライトのメンバーらが。曲が終了するなり大喝采が送られる。 しかし腹が痛い!!!!!!!!だめだこりゃ。途中退出。すみません。


第8章〜SUNS OWL

 0時を過ぎるとスクリーンには在りし日のサトゥーのスペシャルムーヴィーが映し出される。 カッコ良くベースを弾くサトゥー、子供のような顔でおもちゃを選ぶサトゥー、草原を走り回るさわやかなサトゥー (笑。よくこんないかにもな映像があったもんだ!)続いて恐らく初公開となるであろうオーストラリアツアーでの勇姿 (お客さんギッシリかつ好リアクション!!!!)、BEAST FEAST2002での貫禄のステージが上映され、 至るところで観客のどよめきを誘っていた。いやサンズオウル、マジでカッコイイ!!!!

 00:35、場内が暗転すると共に大歓声があがる。観客もかなりの人数が前方へ詰め寄せている。 暫くの沈黙の後、「レイディ〜〜〜〜スアンドジェントルメ〜ン!」のSEが!!!!!!!! な、なつかしいいいいいいい!!場内大狂乱!!!!!!!こりゃテンション上がらずにはいられないっしょ!!!!!!!! ハイハット4カウントでスタートしたのは"SUCCESSION OF THE TRUTH"だった!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! ぬぉおおぉぉっぉおぉぉ!!!!!!超イカすぅぅうぅぅぅぅぅうぅぅぅ!!!!ダイヴァーも次々と出現!! 太くて短めの黒モヒカンが似合わない(笑)MZMがシャウト!! 恐らくスキンヘッドであろう、ニット帽を被ったままのサブは緑色のくにゃっとした形のギターを抱え、ヘドバンしながらリフを奏でる。 険しい顔で鬼ドラムを披露するGOは相変わらずだ!!そしてステージ下手にはサトゥーさんが愛用していたと思わしき 5弦ベースと共に花束が手向けられている。そう、今日がホントのサトゥーラストライヴ!!!! しっかりとラウダーに彼の音が聞こえるのだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! CDから彼の音だけを抜き、モニターのクリック音に合わせGOさんがドラムを叩く。 あの激ドラムをクリックで合わせるのは至難の業だと思う。 にしてもサンズオウル、カッコ良過ぎ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!波打つモッシュピット!!!! 壮絶!!!!圧巻!!!!場内がモノ凄いエネルギーに包まれている!!!!!!!!!!!!!! こんなにカッコ良いバンドだったっけ?と、思った。1年7ヶ月振りのライヴだからスゴさを忘れていただけだろうか? いや、違う気がする。僕には見違えるように見えた。 上っ面だけではないヘヴィネス、全身全霊で、内面から涌き出るヘヴィグルーヴ、とでも形容すべきか。 メンバー全員がポケモン、いやバケモンに見える。続いて意外にも"RECHARGED"がプレイされる。 いい意味での過去との決別、溜まったものを全て放出するかの如く、壮絶なパフォーマンスを展開する、最強のバンド。 サンズオウルが帰ってきた!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!曲が終わる毎に大歓声に包まれる場内。

 暫くのインターバルに続いてタイコが唄い始める!!!!!"HORSE OF IRON"だ!!!!!!!!!!!!!!!!!!! ぬぉぉおぉぉぉっぉぉぉぉぉっぉぉぉぉぉおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! サンズオオォォッォオッォォォォォォォッォォォォォオル!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!帰ってきたぜ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! サンズオウルが帰ってきたぜ!!!!!!!!!!!! 目の前で、かつてないほどに強力なプレイを聴かせるメンバー達!!!!!!!!!!!!!! カッコ良過ぎる!!!!!!なんでこんなにカッコいいんだ!!!!!!!!! クドいようだが、こんなにかっこよかったっけか!??? 復活とか、活動再開とか、そんな簡単な言葉で表現できるプレイではない。 僕には到底想像もつかない程の苦しみ、悲しみ、地獄のような現実・・・それを乗り越えた最強の男達はいま一つになり、 会場全体をモノ凄いオーラで包んでしまっている。 この1年7ヶ月という年輪はしっかりと彼らの体・心に刻まれているのだろう、逞しささえ感じる。 気持ちが音に出るとはまさにこのことを指すのだろう。 しかもとても活き活きとして、音楽が出来る喜びを全身で感じているように見える。なんと清々しい表情なんだろう。 熱気と興奮。バンドの演奏に全身を使って応える観客、観客の盛り上がりに応えるバンド。 この相乗効果がとてつもなく大きなエネルギーを生んでいる。だからライヴはやめられないのだ。 音楽を、このバンドを好きでいて良かった、と思える瞬間だった。 魂のシャウトを轟かせるMZM、サイコーにカッコいいフロントマンが全身を使って復活をアピールする。

 「ぅおおおおい!ぅおおおおおおおおい!!!!!!!!!ぅおおおおおおおおい!!!!!!!!!」と叫ぶMZM。 場内は大歓声だ。「お久しぶりです、サンズオウルです。」と、 MZMが息を切らせながらも落ち付いた口調で挨拶をするなり沸き起こるサンズオウルコール!!!! 観客、対バン、関係者、親族の方々へ感謝の言葉を述べつつ、叫ばずにはいられない観客の声援に応えるMZM。 「元気か?もっと、めちゃくちゃにしていいぞ。」と、やさぁしく語りかける。 「今日は、見れば分かると思うけど、ここにサトゥーが帰ってきています。 今日はこいつと、最後のケジメのステージが演りたくて、こういう形にしました・・・ 間違ってねーよなーーーー!?」 いやーーーぜんっぜん間違ってないどころか、サイコー!!!!!!このアイデア出したの誰!? サイコーのアイデアマンだよ!! 「こいつのベースの音、テクニック、妙技がそこのデカいスピーカからガンガン流れてきます。 君達はそれをじっくりそれを体に刻んで、帰ってください。みんな心配してるかもしれないけど、サンズオウルはここで一切止まりません。 またこのシーンをめちゃくちゃに盛り上げるように舞い戻ってきました!!!! わかるよなーーーーーーーーーーーー!? うぉぉぉぉぉおぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!!!!!サンズオウル・イズ・バック!!!!!!!!!!!!!! 「今日はサイコーなバンドがこの後もいっぱい出ます。 じっくり聴いて、あいつの存在を忘れないで下さい。それが今日のイベントの主旨です。 よろしくーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!! 一つ一つの言葉がズシリと重い。そんなMCだった。

 けたたましいノイズをかき鳴らすサブ。"MY STRAIN"だ!!!!!!!!!!! 怒涛のドラミングと共に幕を開ける激烈なナンバー!!!!これをクリックに合わせてんだよ!? 信じらんねーーーーーーーー!!自分のノリで叩けないのはさぞかし窮屈だろう。 でも十分にヘヴィ、それどころかこの曲、こんなにカッコ良かったっけ!???いやーもうめちゃくちゃカッコイイ!!!!!!!!!!!!!!! んでサブはいつの間にか漆黒のワーロックに持ち替えている。やっぱかっこいいな、ワーロック。ほ、欲しい。。。 波打ち続けるモッシュピット。デスダイヴァーも後を絶たない。 続いてはキターーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! "KERBEROS"!!!!!!!!!!!!カカカカカカ、カッコエーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!! 腹の痛みも治まっちゃったよ!!!!サイコーに気持ちえぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!!!! このノリは尋常ではない!!!!!!サイコーーーーーーーーー!!!! サトゥーが担当していたソロシャウトはサブがカヴァー。音のバランスも極めて素晴らしく、サトゥーもぶりんぶりん言ってるぜ!!!! マジでこの曲サイコー。あああああああああああああサンズオウル超イカす。曲が終わり、ベースを指差し、「サトゥーが見えるかな?」 とサブが言えば、サトゥーコールが沸き起こる。「ヤバい新曲もどんどん創って行きます。 オーリトラリアツアーに続く海外ツアーもやってやろうと思います。俺達はいろんな先輩見て育ってきたけど、 今度は俺達がそれをやる番かなとちょっと感じてます。今日あったこと、俺達は一生背負って行くつもりです。 俺達3人だけではちょっとキツいので、君らも一緒に背負って下さい。」と、MZM。 そしてコールされたのは"4735 DAYS LIKE HELL"だった!!!!!!!!!!!!!!!!!!2バス連打にクールなフィルインを絡ませるGO!! 複雑なリズムをビシバシと正確にキめていく。マジで彼は鬼ドラムです。ホント、やばいわ。 と、ここでステージ上手でノリノリで見ていたおねーちゃんがセクシーダーーーーーイヴ!!!! だ、大丈夫か?サビでは片耳を伏せて音程を取るMZM。これ正解。 めちゃくちゃ叫んだ後で、あの爆音の中では正確な音程をキープするのは難しいだろう。 エモーショナルでヘヴィで、実に聴き応えのあるナンバーだった。

 MZMがラストを告げるとブーブー言う観客。 「次やる時は新曲を引っ提げて、もっとヤバいの見せてやるから、 そん時かかってこーーーい!!!! うぉおっぉぉぉおぉぉぉぉぉおおおおおお!!!!!!!!!見せて見せてーーーーーー!! ズズズズンッズンッズンッ・・・とミュートを効かせたサブのギターがズシリとくる。 "UNBOUND"だ!!!!!!!それにGOのクールなドラムが絡み、本編突入で一気に加速!!!!!!!!!!!!!!! 続出するデスダイヴァー!!!!!ボンボンボンボン人が飛ぶ!!飛びまくる!!!! うひゃ〜〜〜〜〜〜!!!!!!超イカす!!!!はえーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!ステージ上手で小踊りするJIBI。 お客さんもコーラスマイク使っちゃったり。中盤、サブの手が止まってしまうも、GOとアイコンタクトを取り、激演を再開。 こういうミスもまたいい感じ(笑)。

 全ての演目を終了すると再び感謝の言葉を述べるMZM。メンバーを大喝采で見送ると、 そのままアンコールを求める手拍子に変わるも、SEが流れ始めてしまった。 サンズオウル、大きくなって帰ってきて参りました!!!!!!!!!!!!!!(1:25終演)


第9章〜マイライト

 1:37、場内暗転。いつものアコギによるウエスタン風のSEが流れる。スッカスカの前方ブロックにて観戦。 いいバンドなのにこの人の少なさは淋しい。浅野(Vo)は赤の、純一(Gu)は青のジャケットをまとい、ド派手な装い。 ベースは相変わらずスタイリッシュで言うなればモデル風。 ジャンジャンジャーーーン!!!!と楽器隊が演る中、 「マイライト!!!イッツオールライッッッッ!!!!」と巻き舌でキめる浅野。 今夜もハジけてるぜ!オープニングナンバーはもちろん"THEME"!!ごきげんなリズムでハジけるぜ!!!! 飛びまくる浅野。純度100%のロックンロールで空気を温めれば"デスダンスロマンス"が炸裂!!!! ゴキゲンな様子でロックしまくる4人!トチ狂い気味のカッティングが心地良いギター! このシーンでこういうバンドが最前線に出てくるのってとってもステキ!続いてもミドルテンポのイカしたロックナンバー。 このバンド、リズム隊も凄くいい。ベースもうねうねとヘヴィだし、ドラムもロック!!!!!!!!!!曲が終わるとジャケットを脱ぐ2人。 落ち着きのないハイテンションMCがまた良い! 「新曲を作ってきました!カッコいい曲できました! 昭和48年生まれ、佐藤孝尚君に捧ぐこいつを、耳をかっぽじって、いや!耳じゃねぇ!」と言い、 続きを言いかけるも、ハートで感じてくれと言わんばかりに笑顔で胸の辺りをドンドン!と叩き、天を指差す浅野。 言葉よりも先に気持ちが前に出てしまうMCからは、大切なのはハートだぜ、というメッセージを発しているように感じた。 アツい漢だぜ!「しゃべー時に別れを告げるこの1曲・・・」との紹介で始まったのは 新曲"婆〈シャバ〉ヨサラバ"だ。これまたクールなギターカッティングを従えた、ハネるリズムのナンバーだ! 鳥肌立ちまくり。熱唱の浅野!!!!サビのメロディーもいいいいいいいいいいいいいいいい!!!! そりゃ涙腺もゆるむよ・・・。中盤のブレイクからその後の展開がまたクーーーーーーーーーーーーーーーーール!!!! ギターソロもサイコーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!! いやこの曲はキラーチューン、"キラメロ"と肩を並べるほど良いぞ!!!!

 天を指差し、「聞こえるように、いつもよりデケー声で唄ってます。 最初に彼と会ったのが9年くれぇ前の盛岡の白木屋だったと思うんだけど、クラストビーチというバンドでベースを引っ掻いてて、 すげー、目ん玉忘れられねー人だなぁと思いました。」と、興奮気味に想い出を語る浅野。 続いてのナンバーは"闇の左目、光の右目"。浅野のセリフで始まる、昭和っぽい感じのレトロックチューンだ。 ステージ上手ではスパナム秦とマイナーリーグ匠が思いっきりふざけ合い、悪ノリしている。 特に秦は先ほどのステージからは想像もつかないくらい満面の笑みでニッカニカ! 暫くの静寂の後、コールされたのはキました!!!!!!!! "キラメロ"だーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!! サイコーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! そりゃ涙腺もゆるむよ。。。アツい!!!!アツいぜマイライト!!!!!!!!!!!! と、ここで秦と稲中がダーーーーーーーーーーーーーイヴ!!!!!!!!!!!!!!男性が1人下敷きになる!!!! だ、大丈夫か!????いつの間にか関係者でいっぱいのメインブロック!!!! 酒ナイト状態のモッシュピット!!!!!!!!!!なんだこのバカアーティスト達は(笑)!!!!!!!!! ラーラーラーラララーラーラーラー♪とみんなで唄う。サイコーだぜマイライト!!!!!! と、ここで秦がステージ上の純一に絡む。倒れ込む純一!だ、大丈夫か!?(後日談:どうやらペグを回されたらしい(笑))。 やったなーこいつぅぅ!という顔で秦を見る純一(笑)。たまらん。大歓声に包まれる場内!名曲は強ぇぜ!! 「こんな夜に、好きなロックができてサイコーですありがとう!・・・ステキな夜じゃねーですか!!」と浅野が言うと、 発言のタイミングを図っていたかの如く「真島、太ったなー!」と、あっけらかんと言う純一(笑)! 早口で浅野が何か言った後、ラストナンバー"CALL BACK AGAIN"が告げられる。 3連のハッピーな感じのノリノリナンバーだ。ラストにぴったりだ。酒ナイト状態のモッシュピットはもうめちゃくちゃ!!!! いい大人がみんなアホアホー(笑)!!コールバックアゲン!コールバックアゲン♪とみんなで唄う。 いい!マイライトいい!!!!!!!!!!!今まで観た中でベストなライヴでした!!!!!!!!(2:07終演)


第10章〜UNITED
 2:20、場内暗転。この時間になるとさすがにお客さんも減っている・・・。"UNITED FORCES"が流れてきてようやく前方に アツきスラッシャー群が集まってくる。でもお客さん、声出てねぇぇぇぇぇι(´Д`υ)!!!! ちょと淋しかったが、とりあえず唄に合わせ、みんなでUNITED!!!!と叫ぶ。そしてメンバー登場!!!! スペシャルナイツの1発目はいきなりキました"CROSS OVER THE LINE"!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! スタッカートバリバリの出だしからダーーーーーーーーーーン!!!!!!と来て、 ダレ気味の空間にザクザクと切り込んで行く鋭いリフ!!!!!!ぬぉぉぉぉぉぉおぉぉぉぉ!!!! ユナイテーーーーーーーーッド!!!!あんたらもサイコーーーだ!!!!!!!!! と、捨て身のダイヴでいきなり失神者(?)が!?スカスカな所に飛んだら危険だよ〜〜〜〜〜〜!!!! トライバル模様入りの黄金SGを弾きながら猛烈にサビをコーラスするハリー先輩。 蔑ろにされがちなコーラスに決して手を抜かないユナイテッド。サイコーです。 間を開けずに"UNTIED"のリフを弾き始めるハリー先輩!!湯浅はラフな感じながら個性的なディストーションヴォイスを炸裂させている。 もうすっかり、ユナイテッドの顔である。新加入のアキラのリズムは重く、より一層のヘヴィネスをサウンドにもたらしている。 「最後まで声と身体で返せよいいかーーーーーーーー!!!! 今日は俺の耳だけじゃなくて、聴かせなきゃいけない耳もあるからよー、分かってるよなーーーーーーーー!!!! もっとデカい声出せーーーーーーーー!!!!!!!!」と、湯浅!!!!!!!!!観客の声はドンドンデカくなっていった。 やったね湯浅!!!!!!!!!!!続いてコールされたのは"HELL BREAKS LOOSE"!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! ハリー先輩がソリッドにイントロを奏で、肉弾スラッシュナンバーが幕を開ける!!むさ苦しい男性コーラス!!!! トチ狂った大谷のギターソロに続きツインのハモりがキまる!!強ぇ!強ぇぜユナイテッド!!!! 長いフィードバックの中、告げられたナンバーは"REVENGERRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRR"!!!!!!!!!! モッシュピットは大盛況!!!!ダイヴァーも出ちゃう!しかし今日のセットリストは全然予想がつかない!!

 「よーしじゃ今日はこんなに集まったから、でっかい輪が出来ると思うんだよ!! お前らデカいの一発作ってくれよ!!!!!!!!!!!!!と、湯浅!!!!! 来るぞ!!!!!!!!!!!!来るぞ!!!!!!!!!!キ、キましたーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!! そそくさとメインブロックに移動!!モッシュの輪に参加!!!!!!!!!!もう最高!! ぐるぐるぐるぐるぐるぐる・・・エクスタシィィィィィイィィイィィィィ!!!!!!!!!!!やっぱ"MOSH CREW"はサイコーだぜ!!!!! ずっとやってると疲れちゃうからAメロで脱輪ι(´Д`υ)。んでまたモッシュパートで乳、いや入輪。 すばらしい曲を作ったもんですわ!!!!この曲は祭向け!!!!!!!!! 続いての曲は・・・は!?湯浅の曲紹介が聴き取れないよ!と思うや否やハリー先輩が刻んだそのリフは!!!!!!!!!!!!!!!! ぎゃーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! "VIOLENCE JACK"じゃないかぁぁぁぁぁっぁぁあぁぁっぁっぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!! 再びモッシュピットへ移動!!!!!!!!!!!回れ回れーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!! ぬおおぉぉぉぉっぉぉぉっぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!メタル魂が燃え盛るナンバーだぜい!!!!! ズンズンと疾走する超名曲"VIOLENCE JACK"!!!!!!!!! うおーーーーーーーーーこの短いセットの中で演ってくれるなんてちょー嬉しいぜ!!!!!!!!!!!!!!!!! ぬおおぉぉぉぉっぉぉぉっぉぉぉぉぉぉぉサイコーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!モッシュだ祭だ!!!!!!!!! これぞメタルだ!!!!!!!!鮮やかにキまるツインリード!!その後の展開がまたいいよね〜〜〜! みんなで叫ぶ!!!!!!!!!!サイコーのメタルミッドナイト!!!!!!!!!ありがとーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!! (2:50終演)


第11章〜PULLING TEETH
 3:02、場内暗転。まったりとした渋いSEが流れ始める。なんだろうこの曲、スゲーかっこいい。がしかし!!!!!! まったりとしたSEをブチ破るが如くスズキのキラーリフが鋭く切れ込む!!!!!!!!!!!!!! 1発目は"PULLING IS MY BUSINESS...AND BUSINESS IS GOOD"だ!!!!!!!!!!!!!!!!!!灼熱のモッシュピット!!!!!! 今夜もプリングのファンは危険だ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!しかしスズキさんのヴォーカルが全然聞こえないぞ!! すると手を止め、マイクの音量を上げるようスズキがスタッフに指示を出す。 クリーントーンでガチャンガチャンやった後はさらに加速!!!!!!!!!!!!そうだ!!!!!!!!!!! こんな危険なプリングが大好きだ!!!!!!!!!!!!!!!!!気合いバリバリでもうなんだかスゴいことになっているぞ!!!!!!!! 畳みかける様にガーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっと来る!!!!!!!!!これぞプリング!!!!!!!!!! サイコーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!続いて"THIS SHIT"!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!モッシュピットはもうぐちゃぐちゃ! サウンドもすこぶるサイコーで、泰治はバキンバキン言ってるし、トモヤのパワードラミングもサイコー!!!! 次々と繰り出される壮絶ナンバー。続いては"PULLING JOKE"だ!!!!!!!! 本当に今夜のプリングの勢いは凄まじい!!!!!!無敵だ。ムテキングだ!!!!!!!!!! 「こんな日なんで、忘れられない日になるくらい、ガッツリこいよコノヤロー! ・・・やる気あんのか!!!!!!!!!!と泰治のMCもブっ飛んでるぜ!!!!!! 続いては"MASSAGE"でガッツンガッツン言わせちゃう!!!!!!!!スズキとアイコンタクトをとるトモヤ。 全身を使ってドラムを叩くその姿はちょーカッコいい!!!!スズキもノリノリで、次々と爆音リフを繰り出す!!!! こんな時間なのに元気過ぎるプリングクルー!客に酒を振舞うパンサー氏。 間を開けずにプレイされたのは"DEVIL"!!!!!!!!!!!ザクザクザクザク気持ちがいい!!!! 変拍子のカッコよさも絶妙だぜーーーーーーーーーい!!!!壮絶!!!!!! 休んでる暇はないと言わんばかりに次々と曲を繰り出す3人。続いては"COFFIN"で流れを変える。 演奏は荒めだけど、今夜の勢いはすばらしすぎるぜプリングティース!!

 大歓声に包まれる場内。「楽しんでますか?こんなもんで疲れてんじゃねーよ! 野次とばす元気があるんだったら体動かせ!ガッツリかかってこいよオルァ!オルァ! オルァーーーーー!!!!!!!!と、観客に喝を入れまくる泰治!!かっちょい〜〜〜〜〜〜! んでプレイされたのは"HARD BLOW"!!!!!!!!!!沸き返るモッシュピット!!!!!! んぎゃ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!カッコええ!!!!!! 続いては"PULLING TEETH"。プリングすげーよ。短い持ち時間でも完璧にショーを構成しちまってる。 他のバンドみたいにダイジェスト的なセットリストじゃないもんね。1曲が短いってのもあるけど、 それがプリングの大きな強みとなっているのは間違いない。みんなでオーオー♪大合唱! プリングのライヴはとっても楽しい!!んで依然モッシュピットはすげーよ!!!!!お客さんもサイコーだぜい!!!! 曲が終わり、バスドラをゆっくりと刻むトモヤ!!!!キました!!!!!とりあえずオイオイコール!!みんなでオイオイ♪ 泰治がイカすベースリフを刻めば本編に突入の"FOLLY"!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!行けぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!!!!!!!!なんだか今日は全曲テンポ速めじゃない?? スタスタスタスタ!!!!!!!!!!!と、ドラムの加速度が尋常ではない気がする。 渋〜いスズキさんのソロが決まれば再びオイオイコールで沸き返るモッシュピット!!!! いやマジで、マジで最新作の曲ってライヴにものスゴい良い効果をもたらしてるよなーと思う。流れがカンペキ!!!!

 曲がガーーーーーーーー!!!!っと駆け抜け終了すると、ステージ上手からなななんとスパナムの秦とカバが登場!!!! カバはスズキの持っていたギターを肩から下げ、軽く指を馴らしている。な、何が始まるというのか!? マイクを握り、「楽しんでますかーーーーーーーー!?」と、秦。 そして告げられた曲は意外にも"NO BODY"だった(笑)!!!!!!!!!!!!!!!!! これは激レアだ!!!!!!!!!!!!カバが猛然と、そしてカンペキにスズキのリフを弾いている(笑)!!!!!!! 完コピキターーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!! そしてステージ上には次々と観客が乱入し、人で溢れかえっている!!!!!!もちろんダイヴァーも続出!!!!!! そしてなにも持たないスズキさんはなんと大股で1人モッシュしてるーーーーーーーーーーーーー(笑)!!!!!!!!!!!!!!! これには思わず爆笑!!!!!!!!なんとも言えない表情もイイ(笑)!!!!!!!!!!今日一番笑った!!!! ラストは"YES , SATOO ,YES"!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!再びスズキモッシュ(笑)!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! サイコーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!お客さんをとっ捕まえて一緒にコーラスさせるスズキさん。 秦のヴォーカルも壮絶だ!!!!!!!!!!!! ステージ上はもう人でもみくちゃ!!!!!!!!!プリングもスパナムもサイコーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!! スペシャルな夜に相応しい名演だった。(3:27終演)


第12章〜PANORAMA AFRO

 3:40、場内暗転。前方の密度は低いものの、やはり女性率が(゚д゚)高〜〜〜!みんなマキール目当てか! 僕も同じだヽ(`Д´)ノ!!!!同性から見てもカッコいいもんね〜〜〜ι(´Д`υ)。もちろん"AFRO BOM-BA-YE"に乗っかって メンバー登場!!グラサンをお召しの大佐が1発シャウトをカまし、コールされた曲は"AFRO JUSTICE"!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! ハイテンションなプレイにヴォルテージが上がる!!!!!!!続いては"KICK BUTT THE LOWDOWN"!!!!!!!!!!!! ノリノリ爽快なロックチューンにノリノリな観客!!!!!!!!ロッキンなパフォーマンスでグイグイと観客を引き込む サイコーなエンターテナー、マキール大佐!!!!!!!!イカすぅぅうぅぅぅぅうぅ!!!!!!続いては"FEEL DEAD"。 ちょっとギターが頼りない感じがするが、 曲が終わり、挨拶代わりに「筋肉サイコーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!」 と叫ぶマキール!黄色い声も飛びまくりだ!「改めましておっはー!(観客:おっはー!) オッケーみんな、もう1回おっはー!(観客:おっはー!)」と、かる〜いマキール(笑)!!!! 「今日は特別なイベントなんて、最後まで楽しんで・・・」と言いかけたところで、 パウン♪とワウのかかり具合をチェックするオヤジ(Ba)。 「ウルサイヨォ♪(Ba:パウンパウン)ウルサイヨ麻世、 カイヤダヨン♪」と、カイヤのモノマネをするマキール(笑)。とぼけたオヤジの表情もサイコーだ(笑)。 「あ、あのね、カローラランクスの唄知ってる?お、お前着メロ!?俺が唄ってるんだぞ。 おっけーみんなのために1曲唄うぜ!」と言い、カローラランクスのCMソングをノリノリで唄うマキール。 「本物だから!嘘だと思う人は昨日出てるCM NOWっていう、 ちょっとマニアックな雑誌なんだけど(笑)、それに俺載ってるから。」と、マキールが言えば、 「その横に座ってるのが俺だから!・・・なことないわ、嘘に決まってんじゃん!」と、オヤジ。 「次は今まで出てきた人達がやってないような曲演るからね。こ〜んな感じの。」 と、腰をクネクネさせるマキール。もちろん次のナンバーは"SURER DISCO MAN"だ!!!! すばらしいアカペラに続いてオヤジのイカすベースが炸裂!この曲はマジでベースラインがイカす!! んで、腰をクネクネさせながら唄うマキール。ものスゴくエモーショナルだ!!ミラーボールもきらびやかに回っちゃう!!!! グルーヴィンベーベ〜♪のパートでは両指を交互に突き上げ、腰をグリングリン回す。 お客さんもご一緒に!!・・・僕はさすがに恥かしくてできないけどねんι(´Д`υ)!

 野郎から「保夫カッコイ〜〜〜!!!!お前しか見えねーーー!!!!」と、 野次半分の声援を受けるオヤジ。「本名で呼ぶな!汗かくべや!」と、オヤジ。 「もっとかいて〜!」と、観客。 「わかったよ〜!(にっこり)」と、軽〜いオヤジ(笑)。 「汗かいた分だけ毛が抜けるんだぞこいつ。・・・すいません、この人のモニターのところに、 活きた毛根返して下さい。」と、マキールがボケれば場内大爆笑!パノラマアフロのライヴはいつも楽しい。 しかも唄も演奏もガッツリかっこいい。素晴らしいバンドです。 オヤジがゆっくりとしたテンポで奏で始めたベースリフは"AFRO STAR"だ!アダルティーに唄を乗せるマキール。 ドラムとギターもイカすぜ!「I'M KING, I'M AFRO STARRRRRRRRRRRRRRRRR!!!!」 というマキールのキッカケと共にヘヴィなパートに突入!! ヘヴィで、ポップで、みんなで唄えて、サイコーにノれるごきげんなチューンだぜ!!続いて"AFROCK"!!!!!!!!!!! ゴッキゲンなギターリフでスタートし、小気味良いビートを叩き出すドラム。 マキールの唄も完全にリズムに乗っており、サイコーにカッコイイ!中盤のドラムソロもイカす!!!!!! 「懐かしい曲」と紹介されたのは"GOT'S AND POP"!おおおおこれはレアチューンだ!! "ファッションなんて気にしねぇ、ファンク、ロック、パンク、ラップ、ハードコア、どんな音楽でも演るぜ!"という、 アフロ宣言のような歌詞の内容がまたクール!音楽的にはミクスチャーなのかもしれないが、 ライヴの雰囲気は単純に、明るく楽しいロックンロールだ!!

 「あ、今日入ってくる時パンフレット貰った? あれにも書いてあるけどさとーね、俺んちで・・・いや、もうちょっとカッコつけちゃた方がいいかなぁ。ステージ上だから・・・」 と、ここで外人風の口調に変える。「カレハネ、ボクノイエデ、マイホームネ、マイシュウゲツヨウビ、エブリモーニング、いやエブリマンデーネ。」 と、トチる(笑)。「彼は僕にとって筋肉2番弟子。1番弟子はプリングティースのスズキって奴・・・」と、 ステージ上手を見るとそこにはスズキさんがいたらしく、「・・・いたぜおぇ・・・やっべ。刺青いまボーン!!と出てたもん」 と焦るマキール(笑)。「そんな感じで、楽しくやってました。こういう話をした後なんで、新曲。"冬のソナタ"。」 と、そのテーマソングらしきものを口ずさむマキール(笑)。ホントのラストはキました!!!! "AFRO NEVER DIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIEEEE"!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! グングン加速するする悶絶ハードコアチューン!!!!!!!!!!!ちょーイカす!!!!!!!!!!!!! R&Rも、ハードコアもバチッ!と決まる。すげーバンドだパノラマアフロ!!!!「筋肉サイコーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!」 で、締めるマキール。今日もサイコーに楽しいライヴだった!!!!!!!!!!!!!!!!!(4:05終演)


最終章〜MINOR LEAGUE
 4:22、場内暗転。不思議と眠くない。いつものオールナイトライヴだったら眠気を通り越した妙なハイテンション状態になるんだが、 今日はそれがない。ずっとニコニコ楽しいのだ。トライバリーなパーカッションサウンドにサイレンが鳴り響く。 いよいよラスト、マイナーリーグの登場だ!!!!1曲目はなななんと1stの1曲目、"青い空"!!!!!!!!! CDではいまいちピンと来なかったが、ライヴはスゴい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!数段ヘヴィでアグレッシヴで!!!!!! と、ここで匠がスゴモッシュのフロアにダイーーーーーーーーーーーーーーヴ!!!!!!!!!!!!!!!!久々のマイナー、彼らも相当ヤヴァい!!!!!!!!!!!!! 「さとーくんが好きだった曲」と紹介されたのは"GRIND"!!!!!!!!!! 初期のナンバーが続き、荒れ狂うモッシュピット!!!!!!!!!!!!ザックザクのリフがサイコー!!!! フロントマン2人もハイパーテンションで絶叫!!!!!!!!! 長〜〜〜〜〜〜いフィードバックに静寂が続くと突如叫び出す亨!"高見"だ!!!!!!!ちょーカッコいい!! 中盤のブレイクも悶絶のカッコよさ!!!!!!!!!!!!刻みまくる長島。鬼のような様相で絶唱の亨!! 「酔っぱらいの唄です!」と紹介されたのは"酔音"! 長島が刻めばガーーーーーーッ!!と来るドラム!!!!派手なこと演ってる割には何故かあまり存在感のないドラムだが、 パーカス、ベースとタッグを組み、凄まじいリズムを作り出している。

 早くもラストを告げる匠。観客からブーイングが出ると、 「嫌だったら、このままみんな朝までやれるテンションで楽しんで、そしたら何か出るかもしんないよー。 と、思わせぶりなことを言う匠。その後しばらくの沈黙・・・・・・続く沈黙・・・静まり返る場内。と、突然口を開く亨。 「雨の日もあって、風の日もあって、災害で人が死ぬ時もあります。 だけど俺らここに生きてます!!!!!!!!!!!!!!!どんどん楽しんでって下さい!!!!!!!!!!!!!!! と言い放ち、直立不動で唄い始める!!!!!!!!!!!!"MIZUKARASUSUNDE"だ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!うひょ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! シビれる!!!!!!!!!!!!!!!漢だぜ亨!!!!!!!にしても彼がMCだなんて珍しい。 この曲でマイナーに惚れたのがもう3年前。中でも今日の"MIZUKARASUSUNDE"にはアツいソウルを感じた。 なんか、今日出たバンドは殆どそうなんだけど、今日1日にかける気合い、奇麗事ではなく、本当にそれを感じた。 本当に素晴らしいバンドがこのシーンには沢山いる。素晴らしい名演でした。

 沸き起こるオイオイコールと手拍子。しかしSEが流れ始めてしまう。そしてサブが登場。観客にお礼の言葉を述べると、 自らアンコールが欲しいか客に訊ね、手拍子を煽る。そしてマイナーリーグ再登場!!!!!!!!!!! 告げられたナンバーは"LAAAAAAAAAAAAAAAAAAST HOPE"!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! ものスゴいデス声の亨!!!!!!絶叫の匠!!!!観客も最後の力を振り絞りモッシュ!!!!!!!!(4:44終演)

 そして今度はGOさんが登場し、大歓声があがる。「明日からサンズオウルは1から始めます。 これからも宜しくお願いします。今日はホントにありがとうございました!おつかれ様でした!!と、ご挨拶。 続いてMZMが登場。リーダーであるGOを長男、サブを次男と紹介(笑)。 サブとはしばらく仲が悪かったが、最近ぶっちゃけたら仲が良くなったらしい(笑)。次男がマイクを向けられる。 「元気ですかーーーーーーーーーー!?行くぞーーーーーーー!!!!!1、2、3、ダーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」 ズコッ!!!!もちろんお客さんもみんなやる。最後はGOがビシッと締め、サイコーな1日に終止符が打たれた。


 サンズオウル、バットケイヴが大きく成長して帰ってきた。この2バンドの復活でシーンが活気付くことは間違いないだろう。 もちろん、今日のイベントが証明したように、他にも良いバンドは沢山いる。しかし、集客に満足いかなかった。 素晴らしい唄、演奏、楽曲、ステージパフォーマンス、もっと多くの声援を受けて然るべきバンドばかりだ。 悔しい。物凄く悔しい。今夜の祭が大きなターニングポイントになることを願いたい。これからだ。 このシーンはまだまだこんなもんじゃない!!!!!!!!!!いずれにせよ今夜はサイコーのイベントでした!!!!行かれた皆様、朝までオツでした!!!!


©2004 HANGER59