PULLING TEETH
『IGNiTE #12』
@新宿LOFT 2004/2/15

-SET LIST-

01 RULE
02 PULLING IS MY BUSINESS
  ...AND BUSINESS IS GOOD
03 THIS SHIT
04 MASSAGE
05 DEVIL
06 COFFIN
07 MY SOUL IS MINE
08 HARD BLOW
09 THEME FOR A MAN WHO ASPIRES
  TO BE A DRAGON
10 PULLING TEETH
11 FOLLY
12 YES,PULLING,YES
-encore-
13 DUSTY
14 PULLING JOKE"YO! by 4"



第1章〜はじめに
 朝起きたら頭痛。家を出る頃に痛みは治まるもぼーっとした状態。今日は大人しく観ていようと心に誓う。 会場時間から20分過ぎた19:20、新宿駅到着。寒い。 19:30、会場となるロフトに到着。 ドリンク代500円を払い中へ。丁度1バンド目が終わったばかりのようで、聞こえてきたのは観衆のざわめきだけだった。 荷物をコインロッカーに詰め、木製ベンチへ。フロアには珍しくテーブルやカウンターがいくつか配置されており、 テーブル上にはムーディーに蝋燭が焚かれてちゃったりしている。客入りはまぁそれなりという感じだ。 しばらくするとステージを遮るスクリーンから映像が消え、客電が消えた。


第2章〜DEMONS
 19:40、ゆっくりと幕が上がるとそこに現れたのはの覆面4人組!おどろおどろしくもすげーイカすインストをまず1発! それが終わると4人一斉にマスクを取り、またしても強力なリフを持つイカすナンバーが炸裂した。 爆走加減がなんとなくモーターヘッドを彷彿とさせる。タトゥーとピアスまみれのベースの存在感がスゴい。 てゆーか超あやしい。一方その他3人はまぁ普通の風貌。 ギターヴォーカルはB.C.リッチのワーロック、リードギター氏はVを使用。元気なドラムが超イカす。 3曲目はキャッチーなコーラスを持った曲。お客さんは比較的静かに観ているが、前方にはかなりの人が集まっており、 人気はあるようだ。その後もノリを大切にしたゴキゲンなメタルナンバーを連発。 ギターソロありーの、イカすリフありーの。が、ヴォーカルの咆哮は浅く単調で弱かった。

 MCはやる気のない感じ。今日はベースが遅刻したためリハは無しだったらしい。 「だけど完璧じゃねぇ!?」と、おどけるイカついベース。 その後プレイされた3連の曲は展開が見事でおおお!と思った。このベースのキャラはヴィジュアル的に重要だ。 マイクスタンドの高低を変えてみたり、ベースの構えも色々変え、「見せ方」も分かっている。 たびたびゔぉぉぉぉぉーー!!と重低音な叫びも入れたり。 前のめりな感じの爆走っぷりがとても良いバンドだった。今後が楽しみ。(20:06終演)


第3章〜UNDOWN
 20:20、場内暗転。いつも通り"エレクトリカルパレード"が脳天気に流れ、ドラムの安っぽい電飾が点灯する。 揃いのつなぎを着て4人が登場。 「ラヴアンドピースアンダウンです!」と言い放ち、高々とピースサインを頭上に掲げる山田(Vo)。 長〜いフィードバックの後、ゴキゲンなメタルチューンが炸裂!!密度の少ないフロアで暴れまくるヤング数人。 だからその密度でダイヴは無謀だっつーの。やはりKENJIのドラムが素晴らしい。 1発1発が気持ちよく、速いフィルインも安心して聴いていられる。ギターもザックザクとクランチーなトーンでリフを刻みまくる。 MCは寒い感じで場内はシーンとしている。今日は全員参加のKENJIの公開裁判があるとのこと。 初めて見たときはかなり笑かしてもらったんだけどなー。。。 「後ろの方盛り上がってないんでもっと前こーーーい!!かかってこーいい!」とBITCH(Ba)が叫べば、 「やさしい。ちょっと前のBITCHより震え気味になってる。」と、すかさずダメ出しを入れるKENJI。 その後もメタルチューンを連発。

 そして問題の公開裁判。 あるレーベルとニューアルバムを出す話をしていたが、なぜかKENJIがそこの社長に借金をしている上、 社員にも車検代等を出させていたことが発覚!結果、契約の話はおじゃんになってしまったらしい。。。場内失笑の嵐。 KENJIの叩き語りの曲に続いては下半身の唄。山田は前列のお客さん(女子含む)にマイクを向け、放送禁止用語を唄わせている。 この盛り下がりの中でこーゆー曲を演られてもなぁ・・・。気が付くと後半はMETALLICAの"BLACKEND"になっていた。 続いて3・3・7ビッチ"。手拍子が一斉に挙がる。1曲演ってラストは"ドンキホーテ"。この曲はイカすねぇ。 お客さんも大盛り上がり。カッコいい曲もあったが、進行のダランダランさ加減が気になった。 マイペースを売りにしてるんだろうが、これじゃーちょっと退屈だ。(20:50終演)


第4章〜DESSERT
 次はプリングかと思い、最前列でセットチェンジを覗くも様子がおかしい。ムロチンがセッティングしている。 次はデザートか!?プリングまだなのに??まさかプリングキャンセル!?と思っているとギターも違う。 よくわからないが、一旦後ろに下がって開演を待つ。

 21:05、場内暗転。仰々しいSEが流れ、幕が開く。やっぱ現れたのはデザートだった。え!?プリングは!? まさかもう演っちゃったの!?と若干パニくるも、ムロチンがドッコンドッコンとスゴリズムを叩き始める。 そして元ヘルチャイルド、鈴木氏の鋭利なギターリフが乗り、RYUJIが咆える!!!!咆えるRYUJI!!カッコええなぁ。 2曲目は早くも出ました"WHAT MUST BE DONE"!! イカすぅ!その後もずかんずかんハードコアなナンバーを連発。 聴いたことないような曲もあったが、新曲だったのだろうか? 新加入の2人はすっかりバンドに馴染んでいる様子。 鈴木のクールなギターソロはバンドに新たな要素を加えているし、 エナジー溢れるヤングなベースは元気に動き回っており、時折鈴木と顔を見合わせ、楽しそうに弾いていた。 音がこもっていて何弾いてんだか良く分からなかったが、勢いがあっていい感じだった。 ベーストラブルによるライヴ中断後の「再開・・・」というRYUJIの珍しいMC(?)にはシビれました(ズコ)。 ラスト、突然ステージ上手から現れた謎のキャミソールギャルが無謀にも客席ダイヴを決行。 ダイヴっちゅーか、なんかお客さんの群に潜って行った感じだったけど・・・。(21:35終演)


最終章〜PULLING TEETH
 21:55、場内暗転が暗転し、"RULE"のイントロが場内に流れる。 どういう意図があったのか分からんが、やはりトリはプリングだった。ゆーっくりと開く幕。お!!SUZUKIさんのアゴに髭が! 髭生えてる!!そしてリーゼントをビシッと!ヴィデオ撮りもあるし、気合入ってるね〜。 彼らを取り囲むカメラクルー。しかーーーし!!本編に突入し、ドあたまのリフでSUZUKI痛恨のミス! ・・・う〜ん、やはりあのSUZUKIさんさえも撮影となると緊張してしまうんだろうか。しかーーーし! お客さんはすこぶる元気で殺人モッシュにデスダイヴが展開される。アブナイアブナイ。 スティックを短めに持ったトモヤがパワーヒットを次々と繰り出す。しびれるねぇ。 続いてキました"PULLING IS MY BUSINESS...AND BUSINESS IS GOOD"!!!!モッシュはさらに危険な状態に。 しかし今日のSUZUKIさんはなんかおかしい。クリーントーンのカッティングもいまいちキレがなかった。続いて"THIS SHIT"。 ギターソロ時、アンプ後方のスパナムカバ氏と顔を見合わせるSUZUKI。 カバはニコニコ、一方SUZUKIはしかめっ面。曲が終わり、泰治が簡単に挨拶するや否や次々と飛び交うお客さんの野次! 続いて"MASSAGE"。泰治が色っぽいスラップを繰り出す。続いてスゴフィルインから始まったのは"DEVIL"。 ザクザク感がスコット・イアンを彷彿とさせるリフだが、こないだプリング掲示板にて最近のお気に入りCDはアンスラックスの2nd、 というSUZUKI氏の書き込みがあったので合点した。ノリノリガクガクの気持ちよいナンバーだ。 ステージ下手にいるココバットの世紀もノリノリ。 「静かな曲を・・・イクぞコノヤロー」という泰治の紹介で始まったのは"COFFIN"。 演ってる曲はいつもと大体同じだが、今日はなんとなくショーの流れが悪いと感じたのは僕だけだろうか。 やはりSUZUKIさんのミスも目立つし。続いて"MY SOUL IS MINE"!僕はライヴで聴くこの曲が大好きだ。 この縦ノリ感がタマらん。続いて人気曲の"HARD BLOW"。お客さん大盛り上がりでスゴモッシュ!

 「やっといい感じにみんなおばか具合が・・・」と泰治が言いかけるとすかさずお客さんから「お前もバカだーーー!のナイス突っ込み。 すると「お前もバカだけどなъ( ゚ー^)」と泰治が返す(笑)。 そしてプレイされたのはなんとライヴで聴くのは初めてかもしれない"THEME FOR A AMAN WHO ASPIRES TO BE A DRAGON"! サイコーに渋いインストゥルメンタルだ。でもスローでまったりしたこの曲は、この位置に持ってくる曲ではない気がする。 いつもみたく"HARD BLOW"をきっかけにガツーンガツーンとね、こう、畳み掛けてくるような感じがタマらないんだけど。 今日は曲順ちょっとおかしい。MCも多いし。流れがとぎれとぎれだ。 泰治によるアンケートを書いてプリングステッカーを貰っちゃおう告知 (※実際にはアンケートではなく、名前と住所を書けばDVDに名前を乗っけてもらえるという趣旨の用紙)に続いては"PULLING TEETH"。 SUZUKIがイントロを弾いてる間、指揮者のような手振りで4/4拍子を指揮するおちゃめなトモヤ。 この人今日はノリにノっており、プレイもさることながら、スティックを客席にバンバン投げるは、 表情も豊かで観ていてすごく面白かった。オーオーオーオーの大合唱で大盛り上がり! 間を空けずにバスドラカウントで始まったのは"FOLLY"。スゴヘドバンのSUZUKI。すでにリーゼントは崩れている。 ラストは"YES,PULLING,YES"!!!!!!!!何人もの人がデスダイヴでメンバー退場。

 アンコールを求め、「休んでなんじゃねーぞーーー!」などとキビシー野次が飛ぶ。 そしてオイオイコール。程なくしてメンバー再登場。 「呼んだからにはそれなりのもん見せてもらわねーとな!」と、泰治もキビシー。 終電を気にしてか、お客さんは少し減ってしまったが、お構いなしに"DUSTY"で暴れまくる疲れ知らずのモッシャー群。 そしてラストは"PULLING JOKE"YO! by 4"。 珍しくSUZUKIさんが「ありがとうございました」って言った!! 普段しゃべんない人がしゃべるとここまでカッコいいものか。超カッコええ。(22:30終演)

 次回は普段通りのプリングが観たい。早くDVD完成させちゃってーーー!


©2004 HANGER59